中世ファンタジー風味ロボットアクションSFの最高峰!(魔法は出ません)

読んで勝手に思い浮かべたのは、超進化した、リボ〇の騎士×ナイ〇ライダー!
(若人は、古典をひもといてね)

サファイアのような剣士の姫が、巨大ロボットにも乗って…。しかもそのロボットは、キットのような自律会話系。これは、相棒という枠なんか飛び越える間柄に…?
と、要素満載の様相。
きっとこれは、自分の「好き」がつめこまれた逸品。しかし決して自己満足ではなく、きちんと積み上げられた「好き」世界を描き出す絶品。

作品世界は、剣とロボットというあまり聞かない感じの設定。
だけど、これがまた読ませる!
ちゃんと筋が通っていて、そうなるべくして出来た世界だと思わせ、ムジュンもヒヤクもハタンもない。かのように読者を没入させる。
むしろ今までなぜこれがジャンルとして一般化していなかったのか。
高らかに宣言しましょう。この世界設定は、本作によってすでに「中世ファンタジー風味ロボットアクションSF」(なんじゃそりゃ)の一ジャンルとして見事に確立された!
みなさんも、読んで確かめてください。そして楽しんでください。まさに当ジャンルの最高峰を!!

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