キミが良い人でキミが悪い


以下多大なネタバレを含みます。注意












キミが悪いキミが悪いキミが悪い……キミが悪くて気味が悪い。
というのが本作です()え?なに言ってるんだって? それは本作を読めばきっと分かります。一話千文字で書かれている本作は、その少ない文字数で読者をあっと言わせる物語を作らなければなりません。千文字でよくぞキミの不気味さが描けるな……と尊敬します。この文を書けばきっと貴方はキミが悪いと思うでしょう。
だけど、この物語に悪役は居ません。主人公もキミ君も悪くない。どうしようもないこの気持ち。貴方はきっとこう思うでしょう――気味が悪い、と。