作者の近況ノートが一番怖い

伏せ字にされた地名が出てくるたびに「あぁまた出てきたなぁ」から徐々に「この話を読み進めるべきではないのでは」に変わっていくのが恐ろしかったです。

インタビューや噂話の寄せ集めな所為で、無事に怪異から逃げ切って平和に暮らしたと明確に分かる人物がいないのも怖いですね。
作中で精神に異常をきたした人物達が引っ越してまともに戻るのかも分からないし、何方かと言うと逃げきれずに終わる可能性の方が高いように思えます。