一気に読ませていただきました。ほとんどの出来事がぼんやりと小さく閉じていくのに、読み終えて最後に残るのは、得体の知れない何かを見てしまったというモヤモヤとした恐怖心でした。とても面白かったです。あり…続きを読む
トイレに行けません。助けてください。
ホラー小説もホラー映画も嗜むし、オカルトなんて信じてないはずの自分が、家族が寝るとき家の中が真っ暗になるのを恐れました。話に引き込まれ、自分のテリトリーであるはずの部屋の中、煌々と照明を点けて。…続きを読む
1話ずつで異なる文体や語り口を巧みに用い、やがて徐々に見えはじめていく『近畿地方のある場所について』。没入感とはまさにこのこと、思わず読み入ってしまい時間を忘れました。
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