調べていた人間が消えた謎を中心として淡々とその調べた内容を記述してくる良質ホラー。全く関係ないはずなのに自分まで消えてしまいそうな感覚に襲われる。嫌すぎる。ありがとうございした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(75文字)
人は大きな力や理不尽なことを恐れた人は大きな力や理不尽を「神」という存在のせいにした。人は神に「伝承」や「因習」という核を与えた人は神に捧げものをし大きな力や理不尽を収めようとしたや…続きを読む
一気読みして今夜は眠れそうにないのでヤクルト1000飲みました
1話ずつで異なる文体や語り口を巧みに用い、やがて徐々に見えはじめていく『近畿地方のある場所について』。没入感とはまさにこのこと、思わず読み入ってしまい時間を忘れました。
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