「KAC2023」総覧②(とある二人のすれ違い)
●ラブコメ「不細工なチョコケーキへのお返しは」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654078185148/episodes/16817330654078350606
●恋愛「決戦のホワイトデー?!」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654325135334/episodes/16817330654325151855
●ラブコメ「「空が青かったから」とでもいうか」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654466596171/episodes/16817330654466668778
●恋愛「な、な、な、なんだよ、これは!!」
https://kakuyomu.jp/works/16817330654466386458/episodes/16817330654466418824
じれったい二人のアオハルです。
バレンタインの「チョコケーキ」から始まりました。
最初から連作に、つながりのある物語にしようとしたのではありません。
まず「チョコケーキ」あり。
777文字にしては登場人物多かったと反省。
でも、ここで登場人物多くしたことが次につながっていました。
「筋肉」のお題のとき。
翌日のウォーキングで思い返してしまいました。
そういえば、「チョコケーキ」の彼は柔道部。それも重量級。筋肉、絶対にあるよな。
反省を生かして、彼女の目線でもやってあげたいな。
連想ゲームのようなもの、今にして思えば。
あちらがラブコメなら、こちらは恋愛でとも。
結果、清水湧き出すように、純情な「ホワイトデー」が出来上がりました!
満足したからこそ「決戦」とか、「決着」とかつけたのですけど。
ところが、「バレンタインデー」と「ホワイトデー」が対になったことが運の尽き?
最後の「いいわけ」のお題はこの二人をもう一度、今度はちゃんと対を意識して……。
「描き切った」とはいえない?
きちんとラストは二人をくっつけてあげても良かった。
思わせぶりではなく。
そこは恋愛、ラブコメの難しさ。初挑戦の拙さ。
即興で描いた物語ゆえの心残りとも。
それぞれ単体でも楽しんでもらえるようにしましたが、重なってしまう部分が多くなってしまったので一つの物語として見てみれば、間延びしている。あるいはしつこい、くどい。
最初から最後まで、この二人のすれ違い、じれったさを描こうとしていれば、その「重なり」はなかったでしょう。また、名前をちゃんと付けてあげていれば、もっといい物語になったかもしれません。
アオハルな恋愛、ラブコメはひねりすぎると良くない。
もどかしくはあっても、胸がキュンとするような、ストレートな表現や構成も必要。
例えば、「青空」を第一話、「なんだよ」を第二話にして一つの物語とすればよかったのでは?
そのほうが絶対、筋の通った恋愛ラブコメとなったでしょう。
全部777文字での完全制覇! それにこだわったことが失敗かもしれません。
それこそ「いいわけ」ですけどね。
おあとがよろしいようで。
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