手料理(同棲●ヶ月)

~ in キッチン ~


彼氏「今日は、俺が彼女さんに、手料理を振る舞いますよ」


彼女「うわー、嬉しいなぁ(棒読み)」


彼「任せて下さい(ドヤァ」


女(うっわ、普段、料理しない奴のご馳走宣言とか、超怖い……何を食わされんのよ……。

  トンデモ料理が完成して、完食しないと、逆ギレされたりするし……。

  でも、今迄、自炊に微塵も興味を示さなかった彼君が、折角、やる気を出したんだ。

  これは、一端の料理男子に育てる、ONE CHANCEだわ!)←この間3秒


女「じゃあ、彼君、一緒に頑張ろうね!」


彼「彼女さーん、


  玉葱って、皮、剥くんですか?」


女「!!!」


彼「……何で、顔面蒼白で、柱の陰から、見守ってるんです?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

同棲ブギウギ ももちよろづ @momo24rose

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ