どの株を買えばいいかだけ教えて

第8話 候補の中からの選び方

株は２０００銘柄以上ある。

そこからあれもこれもと買うより、本当に良いところだけに絞れば紹介した数十銘柄となるのだ。そこから選べばいいだけなので簡単になったと思う。

いくつか候補を示したが、その中でどれを買えばいいのか迷うだろう。

そういう時は過去１０年分の値動きの中から、現在の株価が安くなっているものを選べばいい。

過去の値動きが１０００円から３０００円推移していたとしたら、１３００円～１５００円くらいだったら買ってもいいだろうと。

みんな日本を代表する大企業だから難しく考えず、安いものを買おうくらいの感覚でいいのである。

紹介した各業種の中から１つずつ買うとする。

２０銘柄を保有。総額で約４００万円となる。

配当利回りは４％を越えているので毎年１７万円貰えることになる。

１年後には４１７万円となった。

その１７万円で更に株を買えば２年後には４３５万円。３年後には４５４万円と雪だるま式に増えていく。

株の買い方としては、毎月の給料やボーナスでお金が貯まったら、買った銘柄の中でマイナスになっているものを増やしていけばいい。

そして保有しているものの中で凄く値上がったものがあれば、それを売って、その利益で別の銘柄を増やせば更に多くの配当金が貰えることになる。

株なんて「どこが値上がって儲かりそうか」なんて考えなくていいのである。

大企業で配当金が高いところを買って、その２０銘柄ほどの株数を１００株から２００株、３００株と、ただ増やしていけばいいだけなのだから。