私の心にぽん・ダヤンがいました。きっとあなたの心にもいます。

実直真面目な若者が感動に導かれて自身の生き方を見つける話。

作者さんの印象から山月記をまずイメージしたのだけど全く違った、むしろ色濃く対比するような内容でした。

この作品では虎は成れの果てではなく、自立した強さの象徴でありテーマとしても雄大な自尊心が書かれています。

物語は東南アジアの密林ではありますが、日本の街を生きる私たちにこそ深く問いかけてくる作品です。多くの人がこの作品を読んで自身の心に耳を傾けるべきだと感じました。

私もぽん・ダヤンを大切にしようと思います。よい教訓に感謝します。