世界中の人々が一致団結して初めての地球外生命体との接触をする話。未知との遭遇を通して俯瞰的に人類を見て面白可笑しく皮肉ってます。コメディな雰囲気と社会風刺の姿勢がその時期の漫画家っぽくてたのしい作品です。叙情トリックや構成も藤子不二雄が思い浮かぶくらいにしっかり書かれています。ですが少しぽ過ぎてもったいない気もしました。書き方や要素の抑え方、すごく丁寧なので同じ姿勢で令和の作者さんならではの作品を読みたくなります。
宇宙人が地球へやってきたら、どう対応することになるだろうか。宇宙人は何を求めて地球に降り立つのだろうか。そのひとつの例になるような、そして風刺とも取れる面白い作品でした!
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怖いですよね。でも、これからどうなっていくのか、楽しみです。