ラブレターを君に――

トム

ラブレターを君に――



 ──君が好きだ。




 よし、我ながら完璧な文面だ。原稿用紙にして三枚分を、小洒落た便箋二枚にまで添削できた。……季節の挨拶を削り、本文に入るまで自然な流れで三行とは、間違いなく快挙と言っていいだろう。そしてこの本文……読んだ途端に心を鷲掴みにする事間違いない! 緩急の有る文脈に、心踊る文言の数々。これはもう、読むだけで胸が早鐘を打ち、頬は上気して想いは一気に燃え上がる。そしてその気持ちが冷めぬうちに締めに入っていく。結びの言葉は少なく、さり気なく気遣いの言葉を挟みながら……。


 ──パーフェクツ! マーベラス! イッツ・ア・ミラクゥ!


 四畳半の小さな部屋で、俺は書き上げたラブレターを両の手で、掲げるように持ち上げて自画自賛の頂点に達していた。




 彼女を初めて見かけたのは、入学式に遅れまいと、最寄り駅に向かうバスに乗ろうとしている時だった。ふと財布を見れば、持っていたはずのパスカードが入っていない。慌てて鞄の中を覗いてみるが、当然入っている訳もなく、焦りばかりが自分の視野を狭めていく。動機が激しくなり、眼がキョドり始めた時、後ろから急に声を掛けられる。


「……どうかしたの?」


 その声に驚いて、手に持っていたパスカードを取り落としてしまう。それに気がついた、声を掛けてくれたオジサンが、そのカードを拾い「落としたよ」と言って、俺の手にそのカードを載せてくれる。多分緊張していたのだろう、色々確認をしていたせいで、財布から取り出したパスカードのことを忘れ、財布を二度見してカードが入ってないと思ってしまうなんて。その瞬間に一気に脱力感と徒労感が俺を襲い、座り込みそうになった時、路線バスが無情にも目の前に停車した。


 いや! 回想戻りすぎだろ! これじゃ、彼女がオジサンにすり替わってる! イヤそうじゃない! オジサンは彼女じゃない……じゃなくてそもそも彼女は女性であって、あぁ! もう何を言ってるのか分からない! とにかく! 彼女と出会ったのは電車を降りて学校までの通学路だ! ……何処まで戻っているんだ俺は。



 無慈悲に時刻通りに到着したバスに乗り、そのままの流れで電車に乗った。そして自分の気持の動揺を、抑えることが出来ないままに、気がついた時には通学路を一人、トボトボと歩いている。その足取りがリズムを刻み始め、自分のペースが戻って来ると、気分も幾分か落ち着いた。顔を上げて、やや上り坂になった先にある、我が学び舎を眺めようと目線を上方に持っていくと、道路脇に植えられた、桜の花びらが奇麗に舞った。


 ──きゃぁ。


 目の前に広がったのはピンク色だった。……勿論意識したわけじゃない。見ようと思ってみたわけじゃない。唯、自分の通う高校をこの目で確認しようと見上げただけだ。そこに偶々、春の悪戯な風が舞っただけ……。


 ――パシィ!


 気がつけば、目の前には制服のスカートを抑え、きれいに揃った眉尻を持ち上げ、頬を赤く染めながらも、憤慨した様子の彼女がこちらを睨んでいた。


 なんだ?! 痛い! 左頬が凄く痛い! え? もしかして、ぶたれた? 何故だ? そのあまりに突然の出来事に俺の脳は処理が追いつかず、フリーズしたまま相手の顔を見つめてしまう。


 栗色の髪は風に靡き、キラキラと輝きながらそよいでいた。顔はとても端正な創りをしていて、一言では語れないほどに美しい。潤んだ瞳は深い紺碧色、鼻梁は高くきれいに通っており、その下に見えた唇は小さく桜色で、少し震えている……震えている?


「……サイッテー。この覗き魔! いつまで見てるのよ!」

「――ヘグッ!」


 彼女のその言葉が聞こえたと思った瞬間、股間への強烈な蹴りを頂いた俺は、それを抑える間もなく、薄れていく意識の中、鼓動の高鳴りを感じていた。同時に、その痛みと記憶は脳裏に強烈に刻み込まれ、本能の部分でそれを認識し、理性がそう確信してしまう。



 ――好き!



 それを理解はしたが、体は言うことを聞かず、その場に倒れ込む。意識が朦朧とする中、頭の中は真っピンクに染まっていく……。途中綺麗なお尻がチラと見え隠れしたが、その度にくる下腹部への激痛で、悶絶していると、気付いた時には野次馬に囲まれ、「大丈夫?」「朝っぱらから変態かよ」と罵られ、写真を撮られまくって、翌日には晴れて変態高校デビューと言う、とんでも記録を樹立してしまった。


 しかし、そんな些末なことを気にしている暇など俺にはなかった。今だピンクのサテン生地で出来た、艶と光沢のあるショーツは偶に頭をよぎるが、何よりも彼女の顔が頭を離れない。――顔で一目惚れ。確かにそれだけなら下衆かもしれない。でも「一目で恋に落ちた」のは果たして顔で判断したのか? 否! 断じて否だ! あの時俺はそんな事で恋に落ちてはいない! 本能! そう、心の奥に有る本能の部分が揺さぶられたのだ! それは下腹部から脳天へと突き抜けるほどに、凄まじい衝撃と、胃の中のものが一気に押し戻されるほどの悪寒! ……悪寒? いや、今そんな事はどうでもいい! とにかくその衝撃がはしった時、必死にその理由を考え、導き出した答えが彼女に対する好意だったのだ! つまり、本能で感じ、理性で確認した本当の自分自身の心からの答えが彼女に対する「好き」に結実したのである! Q.E.D!


 しかし、俺のそんなほとばしるパトスを嘲笑うかのように、翌日とその翌日まで、この貧弱な体は言うことを聞いてくれず、自室のベッドでただウンウンと、悶える日々を送ってしまった。おかげで、両親は「……お前、まさか初日からいじめられたのか?」等と変な誤解を与えてしまい、釈明しようにも、「うぐぎぎ……!」やら「……くぁ」程度しか言葉にできず、別の意味で両親を不安にさせてしまったが、復調してすぐにその誤解は解いた。……と同時に自身の事に今更ながら気が付いた。



 ――乙梨 傑 (おとなし すぐる)これが俺の名前。



 『名は体を表す』

 そんな言葉を、どこかで聞いたことが有る。事実、俺の両親はそこから名を考えて付けてくれたのだ。「傑」すぐる。すぐれている。まさる。ぬきんでる。すぐれた人物。など、まさに優れた傑物になって欲しい、と言う意味を込めて付けてくれた名前だ。名前だけならばだが……。名字は乙梨、「おとなし」だった故、結果として「おとなしすぐる」となった。そう、大人し過ぎる「音無しすぐる」君。学校ではステルス機能を発揮し、班を作ると必ず余る。集合写真を撮れば、全て見切れて顔全体が写ったものを見たことがない。


 ――超モブ男なのである! 現に三日後、初めて登校してみれば、まるで空気のように扱われ、転校生? 等と言われてしまったほどである。いや、三日なんて誤差だろ! 何だよ転校生って! そっちの方がインパクトすげぇわ! 大体、あの写真はどうなった? 変態としてデビューしてたんじゃないのか? と思ったが、それこそ彼女の話題ですぐに、掻き消えていたのだ。



 ――高嶺 初華(たかみね ういか)それが彼女の名前だった。



 高嶺初華……たかみねういか「たかねのはな」この高校始まって以来のトップ得点での主席合格者。容姿端麗、スポーツ万能……。どこをとっても非の打ち所がない、パーフェクトレディ。登校二日目にして噂を聞きつけた、我が校きってのイケメン上級生をバッタバッタと振りまくり、それを鼻にかける事なく、誰とでも別け隔てなく仲良く笑う。そんな彼女を誰が放っておくだろう。当然、そんな彼女の話題で俺のことなど瞬時に無かった事とされ、記憶の彼方へ。


 正直に言えば、自分が舞い上がっていたことを自覚させられた。そしてモブ座モブ男である事を再認識してしまった。教室の窓側の一番後ろの席に座り、ふと誰もいない校庭を見ていると、それまで空席だった隣席に誰かが座った感じがする。


「……え? なんでアンタがそこに座ってるの?」


 言われてそちらに振り向けば、頬を若干上気させた高嶺さんが、俺をびっくりした表情で見つめていた。


「はへ? い、いや、今日から登校出来たので……職員室で聞いて、この席が俺の席だと」

「は? え、じゃあもしかして体調不良で休んでた、乙梨君ってアンタのこと?」


 教室にはもう幾らかの人は集まっていた。そんな中、彼女の声は奇麗に澄んでいたために、小声のつもりがやけに通って皆に聞こえる。すると、二人揃ったことで記憶が呼び戻されたのか、当時の写真を思い出した一人が騒ぐ。


「……あ! コイツそう言えば、高嶺さんに金蹴り喰らったやつじゃん!」

「え? それで体調不良? もしかして潰れたの?」

「うは、痛そう!」


 混沌カオスである……。その後担任が来るまで教室はその話題で持ちきりとなり、哀しいかな、変態再デビューを果たしてしまったのである。






 地獄のような一学期が、やっと終わろうとしていた六月過ぎ、テスト期間で部活動が制限されている中、俺は一人で、グラウンドの隅で作業をしていた。そこには小さいながら花壇があり、植えられた名も知らぬ花が、奇麗に咲いていたので、周りの草を取り、水やりなどの世話をしている。誰に言われたわけじゃない、教室に居るのが辛かった。クラスの連中は俺を変態、バイキン扱いしたし、席替えをしろと担任に迫ったりもした。だけどその都度、高嶺さんが「そんなことはしなくて良い、彼の事は誤解だったと、きちんと謝罪も受けた。だから私は気にしない」と言ってくれたおかげで事なきを得たが、彼女の隣の席は言わば特等席でも有る。男連中は中々納得しなかった。夏休みが明ければまた席替えは行われる。それまでの辛抱と思い、俺は針の筵に座り続けたが、休み時間や昼食時は流石に席には居られなかった。そうして、一人落ち着ける場所をと思い、学校中を彷徨っている中、偶々ここを見つけたのだ。いつ、誰がどんな理由で作ったのか、そんな事はどうでも良かった。ただ無心になり、花を愛でる。綺麗なものを見て心を落ち着ける。それだけがこの学校に来る唯一の理由になっていた。


 彼女のことは、勿論今も変わらず好きでいる。だがそれを言う気なんて、今の俺にはサラサラ無かった。彼女は俺との事が誤解だということを、分かってくれた後、特段話をするわけでもなく、本当に唯の一クラスメイトに落ち着いた。そうなれば、俺の特技になっている、ステルス機能が発揮され、完全モブ男の完成である。まぁ、彼女から見れば確実に陰キャの俺と、話すこともないだろう。……結果、ボッチに拍車が掛かった俺はこうして、安住の地を見つけて帰宅する直前まで世話をする。


「今日も草むしりしておいたから、奇麗にまた咲いておくれ」


 バケツに張った水を手で少量掬い、花達の葉を避け直接土に掛けていく。一株事にそうしてやると、花達も嬉しいのか、若干色味が鮮やかになったように見えて、思わず口が綻んだ。そうして幾つか並んだ花に水をやり終えて、ふと顔を上げた時、高嶺さんがそこに居た。


「た、高嶺さん! ど、どど、どうしてここ――」

「……乙梨君が世話してくれてたんだ」

「ファ?」


「……これはペチュニア。こっちのは……ニチニチソウだっけ? どれも活き活きとしてて奇麗……」


 俺の驚きをスルーして、彼女はその花たちに夢中になって話しかける。ペチュ……なに? 日輪衆? それは厨二病? 等と思っていると、不意にこちらに顔を向けて彼女は俺に聞いてくる。


「乙梨君、良かったらこの花少し株分けしてもらっても良い?」

「へ? あ、いや、この花壇、俺が作った訳じゃな――」

「構いませんよ。是非持って行ってください。何なら部屋にも幾つかありますよ」


 俺達の背後から、そんな優しい声が聴こえ、見上げた窓にはこの学校の理事長さんがにっこり笑っていた。


「私、ガーデニングが趣味でね。家で種や株が余っていたので、ここに少し場所を借りて花壇を造らせてもらったの。そうしたら君がいつの間にか、世話を始めてくれて。ずっと見ていたんだけど、何時かお礼しなきゃなぁと思っていたんですよ」


 そう言いながら理事長さんはニコニコしている。――いやいや、アンタの部屋って眼の前ですが!? ここの花壇の真上の窓、アンタの部屋じゃん!! ハズいんですが! 穴が欲しい! 埋まりたいほどに切実に! 真っ赤になって一人俯き、身悶えていると、高嶺さんが気になったのか、覗きながら聞いてきた。


「……どうしたの? 顔真っ赤だよ、もしかして、暑かったの?」

「……おや? もしかして恥ずかしかったのかしら。部屋の真下ですもんね、ここ」


 ――アンタが言うなァァァァァ!


「え? あ、ホントだ。あれ、じゃあ彼が世話してたの」

「えぇ、ずっと見てましたよ。優しく語りかけてく――」

「理事長せんせー! さようなら! 高嶺さんもさようなら! 俺は今すぐ帰りますぅぅぅぅぅ!」


 まるで幼稚園児の帰りの挨拶のように、大きな声を張り上げて、そのまま脱兎のごとく逃げ出した。



 逃げた所で翌日は当然やって来る。昨夜は羞恥心と久し振りの全力疾走で、家に帰った途端、機能停止したように倒れ込んでしまったが、今日のことを考えて、胃がキリキリと締め付けられ、まともに夕飯すら摂れなかった。当然ながらまともに睡眠できるわけもなく、明け方近くに爆睡してしまい、遅刻寸前で自分の席へと辿り着く。


「……ねぇ」


 当然の如く隣席からは冷えた声。しかも、ただ一言「ねぇ」ときた。当たり前だが俺は視野を絞り、全集中で教卓をガン見、おねがいティーチャー! 早く来て!


「ふぅん。……そんな態度取るんだ。まぁ、別にいいけど。理事長先生には、あの後色々聞いたし」


 なん……だと。一体何を聞いたんだ? 知りたい! でも聞きたくない! 怖い! でも恥ずかしい! ごちゃごちゃ頭の中が混ざり始め、遅刻しそうで走った事もあり、頭から滝のように汗が流れ落ちる。端から見ればマンガだろう。ダラダラと顔中に汗を流して緊張した顔をしていたら、誰だって笑ってしまう、俺でも笑う。案の定、彼女はそんな俺を見て、我慢できなくなったのか、大きな声で吹き出した。


「ぶはっ! ちょっと大丈夫! なにそれ一体どうなってるの? ぶわって汗が……。あはははは! ごめん! まじ大丈夫なの?」


 くそ! なんで大口あけて爆笑してんのにそんなに可愛いんだよ! そして汗! まじ流れ過ぎだ! 咄嗟に鞄に手を入れ、母が突っ込んでくれたスポーツタオルでぐしぐしやっていると、流石に担任もその大きな声に気がついたのか、高嶺さんを注意する。


「お~い、どうしたぁ? えらく楽しそうに爆笑しているが、今から大事な連絡事項だぞ~」


「ハハハ……はぁ。はいすみません!」


 


 その後、なんとか彼女は笑いを収め、担当教科が入って来て授業が始まった。


 ……で、その後の休み時間。結局彼女に詰められる。


「ねぇ、さっきのあれ何? どうなってるの、マンガみたいだったよ。びっくりしたけど、すっごい面白かったんだけど」

「……羞恥心と、久し振りに走ったので、頭の汗腺が馬鹿になったんじゃないかな?」

「ファ? なんで? ってかマジでそんな事になるの?」

「いや、わかんないです! でもなったんだもん。出ちゃったもん」


 もう、既に精神は幼児化していた。返事にもんもん言って、半べそで。ってかそこに執着しないで、突っ込まないで。


「……やっと、ちゃんと話ししてくれた」


 ――フェ?


「……乙梨君、ずっと私の事避けてるよね。まぁ、出逢い方がちょっとあれだったけど、その誤解は解けたよね。なのに、君は隣の席なのに、休み時間も、お昼も何時も、授業時間以外はその席にいない。授業中は流石に声掛けらんないし、放課後は私部活が有るし。何か有るならちゃんと言って欲しい。嫌なことがあるなら言ってもらえないと、わかんないじゃん」


 彼女はそう言って、真剣な目で俺をまっすぐ見ていた。周りもそんな俺達の、邪魔は出来ないと思ったのか、近づいて来る者も居ない。そんな状況で、俺はしどろもどろになりながら、なんとか彼女に自分のことを伝えることにした。


「あ……嫌とか、そんな、そんなんじゃなくて。え、えと、俺ってほらモブだから。……空気みたいなもんだから、皆が高嶺さんの所に来るのに、お、俺が居たら、じゃ、邪魔かなぁと思って――」


「は? 私そんな風に思ったこと無いよ。乙梨君が空気なわけ無いじゃん。何時も誰より早く来て、机並べ直してたの知ってるし。ゴミだって拾ってすぐに片付けてたでしょ」


「な、なんで、そんな事……。いや、ちょっと潔癖気味なんで」


「そんなの、それこそ言ってくんなきゃわかんないじゃん!」


「……で、でもなんでその事を」


「隣の席で気付かない方がおかしいって」


 ……え? 潔癖は分かるかもだけど、朝の机の件は……無理じゃね? でもそれを突っ込むと何倍も言い返されそうなので黙っていよう。




「――じゃあ、これからは無理に教室を出ていかない事。分かった?」

「はい。すみませんでした」


 結局その休み時間中、俺はずっと彼女に説教され、周りのクラスメートに見守られるという、超絶理不尽なことになってしまった。





「ふぅん。じゃぁ、この花壇のお世話はもう出来ないのかしら」

「いえ、お昼休みとか、放課後なんかは問題ないので、また来ます」

「そう、良かったわ。あぁ、それと彼女に幾つか株分けしたから、彼女の相談聞いてあげてね」

「……え? そ、それは先生が」

「私はこう見えても忙しい理事長ですからね」


 物凄く綺麗な笑顔を見せながら、カラカラと音を出して、サッシ窓を閉めていく理事長。いや、あまりにもシュールな絵面で怖いです!


 ――あ、やっぱりここに居た。ちょっと教えて欲しいんだけどさ――






 やがて一目惚れは本気の恋へと昇格し、想いは募っていくばかり……。




 砕けても良い。

 終わっても良い。

 ただ気持ちだけは伝えたいのです。

 言葉でうまく言えないから、想いは全部この手紙に。

 どうか君に伝わりますように……。





 




 

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ラブレターを君に―― トム @tompsun50

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