まずは、今回の投稿作「金木犀の香る頃」をお読みいただき、ありがとうございます。
このお話は「生きたくなかった」と「イジる」のワードから書き始めたものでした。その為、前半部はかなり重く、陰鬱な主人公の負の面だけが続く結果となっています。
……実はこのお話、気づいている方は気づいていると思うのですが。
かなり、尻切れトンボになっています。伏線の回収もしていませんし、なんなら、打ち切りエンドのような変な纏め方で終わっていると分かるでしょう。
ただ、これはこれで主人公の一つのグッドエンディングだと思っています。
……トゥルーエンドではないですが。
理由は一つ。
もう一人のキーパーソン「日向薫」が、頭の中で勝手に動き始めてしまいまして。
あんなセリフ劇にするつもりは無かったのに、2話以降、なにかに付けて彼女が私の頭にでしゃばり、「こうしてああして、どんどん行こう! グハハハハッハ」状態なのですヽ( ;´Д`)ノ
(彼女のほうがもっとつら……(ry
と、取り敢えずは今の形で収めていますが、もしかすると「終話」の後半部分から先がある日突然変わるかも知れません。
「終話」が「3話」になった時。
それは私が彼女に敗北した日だと思ってやってください.:_(8o」∠)_:.