その昔、飢饉に喘いだ村のお話(*_*;

口減らしの意味もあり、山の洞の狛犬(白狼)に嫁がされた庄屋のむすめ。
干し柿や蛇の目傘など印象的な小物も登場し、時代感・空気感がいっぱい。

悲しいお話かと思いきや、エンディングで「神様、私幸せですよ」と呟く。
このひと言で読者は「ああ、よかった!」と安心し、共に幸福な気持ちに。

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