第13話 やっと恋文らしくなってきたへの応援コメント
とても面白く、読まさせて頂きました。まだ途中ではありますが、利己主義と利他主義について、なるほどと思ったことを書かせて頂きます。
利他主義とはひとりぼっちだと何もできない愚かな者であるとは、僕にない思想でした。
しかし、逆に言えばひとりぼっちでは何もできず、ひとりでは生きていけないことを前提とした主張なのかとも思いました。対して利己主義は、自分ひとりで生きていけるという傲慢な考えなのかなと。
また、芥川の漠然とした不安は僕にも何となくあります。それに関して、個人的には資本主義による効率化を重視した人格の疎外にあるのではないかと思っております。
とても考えさせられるお話をありがとうございます。
作者からの返信
>中島健一様
お読み頂き、素敵なコメントまで頂き大変ありがとうございます。
ボク自身は利他主義者も利己主義者もどちらを正しいと思っているわけではありません。
ただ、龍平は明らかに利己主義者をより上に見ています。
しかし、最も身近な利己主義者である姫奈を否定する勇気はありません。
あくまで、たかが書の中の人物「老婆」「下人」だっかたからこんなに明確に否定が出来たのです。
返事が誠に遅くなり失礼いたしましたが、続きも楽しんで頂けると嬉しいです。
有難うございました。
第2話 芥川龍平 素敵な名前じゃないへの応援コメント
芥川龍之介が好きな芥川龍介さん。
確かに印象的な名前ですね。
ヒロインの姫奈さんかなり強気な方のようですが、これからどんな関わりをされていくのか楽しみに、ゆっくり読ませて頂きたいと思います。
第10話 婆さんが悪でなきゃこの世は語れないへの応援コメント
姫奈とのやりとり、姫奈自身の持論の証明として
羅生門は小道具に使われていると思って居ましたが
運動部の大会のように、
弁論会で龍平がどう立ち回るかも重要だし楽しみですね!
いつかのコメント欄にも書きましたが
老婆の着物を剥いだこと自体が絶命の導線だとは思っていないです。
気候の差もあれど、裸族は全員夜を越せずに死んでしまうことになる。
毛を毟った、着物を剥いだ、喧嘩両成敗じゃないかなあ。
作者からの返信
ハグナリタット様
下人と老婆のお互いはどちらも悪であるとも言えるし、人として当たり前のことをしているのではないかと、僕自身は思っています。
ところが、龍平はどちらも悪であると考えて、
姫奈はどちらも人らしいととらえて貰いました。
この後、龍平にはエゴというもの、善悪について語ってもらうことになりますが、自分の論評を姫奈に認めて貰いたいが故にちょっと極端な視点で論じることになりました。
第9話 この女。ときに病名はなんとしましょうか。への応援コメント
悪人と言う分類「=カテゴライズ」
無意識に行動することも悪、なのかも知れませんね。
割り箸を無駄遣いするな、と言う意識は間違いですが
(間伐材の利用なので環境破壊では無い)
エコバックを忘れることは悪だと思います。
出掛ける段で、マスクを忘れて急いで引き返す場面がありますが
マスクの有無よりもエコバックの有無の方が
より注意が必要だと感じています。
姫奈の質量がどんどん膨大になって行きますね。
人域を超えそうな理論と持論。
作者からの返信
ハグナリタット様4
いつも読んで頂きまして有難うございます。
さらに素敵なコメントを頂けることが大変うれしいです。
それにしても的確なご指摘ですね。
割り箸とエコバッグに関しましては、
感心してしまいました。
ユーモアもあり笑いましたねw
中馬姫奈には人域を超えて欲しいものです。
誰より僕自身が姫奈のファンですからね。
第8話 わたしのことを軽んじてはいやよ。への応援コメント
正当防衛、と言う考えがあります。
銃や刃物をこちらに向けた「敵」を、どこまで痛めつけるか?
武器を握っている両腕を制圧出来たら完了か
命を奪いに来ているのだから、絶命させるのが筋か。
結果、生還出来たとしても
自己の正当防衛をどこまで行使したかで印象が変わって来るような。
下人は老婆の着物を強奪した。
毛を毟られた死体は裸だったのでしょうか?
老婆は絶体絶命のような描かれ方をしていますが
朝日が昇れば、体温低下による凍死から免れることが出来るかも知れないし
うろ覚えの羅生門の世界も
少しだけスピンオフの兆しが見えて来た気がします。
作者からの返信
ハグナリタット様
コメント頂き有難うございます。
ご思考深くて恐れ入ります。
小説を作ると感じられる幸せのひとつに、
読者様が深く考えてくださることがあげられると思います。
その点が今回、十分に満たされましたので、わたしは大変満足しております。
下人と老婆については、正解などないと思いますが、
ハグナリタット様なりのご結論を出して頂ければ、
なおさら嬉しいです。
お時間許しましたら、是非とも続きをお楽しみくださいませ。
第7話 美少女が語るエゴイストへの応援コメント
音声配信アプリケーションで、
枠主に貢ぐほどに階級が上がって行くシステムがあります。
無償で稼げる程の貢献ではどんぐりの背比べなのですが
豪華な夕飯が食べれるほどの貢物を献上し続ければ
一目置かれる存在になれます。
皆、枠主が好きだから集っているので、敵視されて当然です。
それでも、差別化を図るように貢物を積み上げて行く。
枠を盛り上げるためなのか、自分の地位のためなのか
エゴイズムが車内に置き忘れた板チョコレートのようにドロドロになり
気付いた頃には、月初になって貢献度「0」から再スタート。
そんなエゴエゴな課金体質をずっと続けています。
作者からの返信
ハグナリタット様
お読みいただきまして誠に有難うございます。
姫奈には、エゴイズムをよく理解したうえで
それを認めて欲しかったので、このエピソードを作成しました。
僕もエゴイストが好きです。
ただし、本作品にもあるように
エゴイスト=他人に迷惑をかける
ことは強く批判しますが。
エゴイスト≒己の思想を強く信じるもの
であれば、僕自身は来年もより強くエゴイストとして
作品つくりに尽力したいと思います。
第6話 君と一緒の旅への応援コメント
謳歌するには最適な環境で、倶楽部にとっても有意義な催し物が始まる合宿。
龍平にとっては姫奈が傍に居てくれたら、どんなに心が救われたでしょうね。
議題本を同じにしたことで、深く特別な会話が出来たかも知れない。
作家志望にとって、出版は大きなゴールですが
読後の感想を貰うことも有意義だと思います。
SNS等も同じで、求める時は凪のようなのに
一度鳴り始めると四方八方から届くことがありますよね。
嬉しい悲鳴とでも言うのでしょうか。忙しい喧騒が懐かしいです。
作者からの返信
ハグナリタット様
お読み頂きまして誠に有難うございます。
コメントまで頂きましたことを非常に嬉しく思います。
読者様のご感想は、わたしにとって大きな喜びであり、刺激でもありますので。
学生時代はスポーツに明け暮れておりましたが、
部活の合宿には、練習以外に仲間との共同生活を楽しんでおりました。
高校時代は男子校だったので、少しだけ楽しみが減りましたが。
おじさんになった今でも、合宿したいなと憧れることも、ままあります。
人生に彩を与える大きなイベントだと思います。
第5話 恋愛小説の極みはこれだという馬鹿な男への応援コメント
若年性認知症と言う議題には今まで挑戦したことがなく、
多くの失う代わりに、鮮明に覚えていることはなんだろうって思いました。
脳にゴミが溜まって起きる疾患なので、新聞記者や数学者にも起こり得ると
聞いたことがあります。
老人ホームで働いていた頃、新聞社に勤務した経験がある老女が入居しており
彼女は認知症を患っていたので、同じ話題の繰り返しでしたが
派生と言うか、付け足しと言うか、昨日まで登場しなかった場所や人物が
新たにエピソードに足される過程は、とても興味深かったです。
彼女にとってのアイデンティティは、新聞社で機能したと言う使命感でした。
作者からの返信
ハグナリタット様
お読み頂き、コメントまで書いて頂き実に感謝しております。有難うございます。
若年性認知症は、実はわたしも患っているのです。
今時点では軽症ですがね。
もし、自分がこの先若年性認知症が進行していったら怖いな、という気がしており、本作品に取り入れてみました。
姫奈なら、僕を励ましてくれる言葉をかけてくれると期待しましたが、姫奈は深く考え込まなくても答えを出してくれるでしょうが、もっと深く悩んで欲しかったので、今回は姫奈には遠慮してもらいましたw
ハグナリタット様のコメントは、とても考えることがとても多いので、大変嬉しく、刺激になります。
お時間いただけましたら、今後とも読んで頂き、コメントなど頂けましたら大変有難いです。
よろしくお願い申し上げます。
第4話 ひとの気持ちを読むことなんてわけないわへの応援コメント
龍平は文学論で姫奈に劣ることが
口惜しいし、
姫奈自身にも下に見られるのを嫌う
まさに板挟みですね。
羅生門は授業で習ったことが。
老婆が死体の頭髪を毟る姿が
印象的です。
★☆☆評価を頂き
もう一度頭から読み返しましたが
自分の甘さを痛感しました。
とても独りよがりに
筆を走らせています。
肉付けすることで
リズム感は悪くなるでしょうが
アプリケーションを知らない
読者を置き去りにしていると
感じました。
羅生門、二人はどんな
文学論で
自己アピールするのでしょうか?
作者からの返信
ハグナリタット様
お読み頂きまして誠に有難うございます。
芥川の羅生門は正直、個人的にはあまり好みではなかったのですが、中馬姫奈の好きになりそうな作品ということで、取り上げてみました。
ハグナリタット様の「雉撃ち爺さん」、オリジナリティが高くて、物語設定やキャラ設定が新鮮でとても面白いです。
これまでにあまり触れあってこなかった作品のタイプではありますので、とても刺激になりますw
現代社会の様相も十分に取り入れており、読んでいる最中も、読み終わった後に考えさせられることも多くて楽しめます。
タイプの違う僕たちだと思いますが、今後ともお互い刺激のある関係でいられればうれしいと思います。
よろしくお願いいたします。
第3話 数学で興奮する変態女への応援コメント
僕は家庭教師をしているのですが
数学は公式をどう定着させるかを
念頭にいつも授業を組み立てます。
インターネットを駆使すれば
裏ワザと呼ばれるような解法も
掲載されていますが
家庭教師を求めるようなお子さんに
そんなイレギュラーな情報を
開示しても、
益々こんがらがるだけなので
正攻法をいかに生徒のレベルまで
落とし込めるかを
根気強くおこなって行きます。
宮本武蔵は
関ヶ原の戦いに参戦していなかった
らしいですね。
吉川英治先生も
井上雄彦先生にも罪はなく
新資料が後年に見つかってしまった。
いいハコ作ろう、鎌倉幕府か。
第2話 芥川龍平 素敵な名前じゃないへの応援コメント
キャラ立ちがはっきりした
素敵な逸話ですね。
芥川慈郎って予測変換で出たのですが
芥は塵芥の芥ですから
ペンネームだとばかり思っていました。
五味太郎さんって居ますが
同じゴミでも
違うゴミ?
カクヨムではペンネーム使っていますが
本を出す時は本名です。
芥川龍平と中馬姫奈に幸あれ!
編集済
最終話 陽炎の果てにへの応援コメント
全部読ませて頂きました。拙い長文感想を失礼します。
少しずつ読んでいましたが、27話から物語が加速し始めたので一気読みしました。
私見ながら、龍平も姫奈もお互いに背伸びし合っていたような気もします。
一目惚れで近づいた姫奈は龍平の能力を引き出すべく、敢えて厳しく時にはつっけんどんにさえ接していた。19話にてようやく想いを打ち明けますが、彼専属の教育者としての態度とは裏腹に彼女も恋人と常により深く接していたいいち女性だった事がよく分かります。
片や龍平はそんな彼女に応えるべく執筆の腕を上げていくも、理想の相手と意識し過ぎたためか性欲とは切り離して接する。姫奈を傷つけたくない、というより理知的な彼女から軽蔑されたくない男としてのプライドも垣間見られます。
退学して家業を手伝う龍平、見返りを求めず付いていこうとする姫奈を押し留めました。龍平の立場からすると彼女を自分の家の都合に巻き込みたくなかった意志も感じられます。
真実の愛での相手とは距離を置いても問題ないとする龍平に対して、一番効果のある報復を行った姫奈。愛と性欲を切り離して考える彼に痛烈な提示を与える事に。幼稚な捉え方になりますが、やはり龍平への好き嫌い両面の想いが強すぎた模様。
その後は亡き彼女と対話しながら?恋愛小説無題を完成させますが、龍平一人では書けなかった観点も合わせてより良きものに昇華。二人の合作が果たされた瞬間でした。中でも「リアル」「リアリティ」の違いは勉強になりました。
龍平は完成した恋愛小説無題を世に出して作家になったのか?あるいは筆を折ったのだろうか?
人物の内面・小説を書く・男と女の認識違い・色々と考えさせられる深いお話でした。
作者からの返信
有難いコメントを頂きまして大変嬉しいです。
御礼申し上げます。
作中ではもうしあげられませんでしたが、とにかく龍平は性より愛を上に捉えて、姫柰は性を上においていました。
性とは欲の延長で、愛とはなにより純粋で美しいとされる風潮が強い中、本作の主人公たちは己の主観を思い切りぶつけ合いました。
その、どちらが正しいのかは筆者には分かりかねますが、ふたりの視線も姿勢も甲乙つけられないほど美しいものであると信じております。
叶うならば肉欲をとても大切にする姫柰に賛同して頂ける読書様がいることをわたしとしては望んでいます。
ここまでお付き合い頂きまして誠に有難うございました。
第2話 芥川龍平 素敵な名前じゃないへの応援コメント
失礼致します。
さり気ない偶然の積み重ねが人の歩む方向を決めていくものですな。恐れながら少しずつ読ませて頂きます。
PS.
今更ながら拙作への応援とコメントありがとうございました。
作者からの返信
物語を描きたいと思うならば、愛というワードは避けて通れないと思っていました。
愛を語るためには、性というワードも外せないと思っていたのですが、姫柰がここまで強気に、堂々と語ってくれたのは筆者にとっても驚きもあり感謝もしています。
ひねくれた恋愛物語だとは思いますが、今後もお付き合い頂けましたら幸せでございます。
最終話 陽炎の果てにへの応援コメント
最後まで読ませていただきました。
楽しい時間をありがとうございました。
第27話 遺書への応援コメント
拝読させて頂きました🌷
正直に言って、読んで直ぐに感想を言える作品ではありません。しかし、コメントを書かない事が私にとっての罪である、と判断したので書かせて頂きました。
姫奈は死に憧れていた、と書いていますが同時に、龍平が普通の恋人のように姫奈を愛していたのなら死を選ばなかった、とも書いています。これが姫奈の本心であるのかは判りません。
龍平は姫奈に振り向いて欲しくて、わざと姫奈の心を愛していると言ったのだと思いますが結果としては姫奈に絶望しか与えませんでした。しかし、これも姫奈の本心かどうかは判りません。
これは私見になりますが、姫奈は龍平の事を愛するが故に現世から居なくなる事によって龍平の中で若くて美しいまま永遠に存在したかったのかも知れません。
これは作者である貴方にしか判らない、いえ貴方も判っていないのかも知れません。
作者からの返信
ここまで読んで頂き有難うございます。
コメントを頂きました件につきまして少しばかり解説をさせて頂きます。
姫奈は死にも憧れていたし、愛し愛されるということにも憧れていました。
丁度先日龍平をお供にして湯河原で芥川龍之介が夢見た死というものに触れてきた直後だったので、憧れの天秤が愛より死に大きく傾くのは自然です。
つまり龍平の語る恋愛が姫奈にとってあまりにくだらなかったのです。それで姫奈は龍平の語る愛より死を優先しました。
龍平は姫奈の姿かたちではなく心を愛していると告げましたが、それはより女を喜ばせる心づもりでの発言でした。しかし、女は喜ぶどころかくだらないと受け取り、絶望すら身に染みたのは事実であり本心です。
姫奈は龍平を愛するが故に若くて美しいまま存在したかったわけではありません。
女が若くて美しいままでいるのは男のあたまの中だけにとどまります。女はいつか年をとってしわが増え、醜くなるのが現実です。白髪頭を愛してくれるのなら幸せでしょうが、いつまでも過去・理想の女ばかりを愛でる男というものを気味が悪いと姫奈は実感しました。
重ねますが姫奈はずっと愛と死というものに焦がれてきました。ずっと将来に対するただぼんやりとした不安に苛まれてきました。そんな女だったので周りには気色が悪いと思われていたので、葬式にもたった三人の友人しか駆けつけなかったのです。
今回わたしの描く恋愛小説無題の一部にコメントを頂き誠に有難いことだと感じております。読者様の疑問にお答えすることは大切なことと認めつつ、一部ではその行為は白蛇の脚を描くような行為であると考えております。
なぜなら本小説の主役ともいえる中馬姫奈の思想がわたしにそう思わせるからであります。姫奈は龍平になんども下らない、馬鹿であると言い渡します。それは書や人の心を読み解き、正しく解釈する能力が男に備わっていないことを非難しております。姫奈は世間に対してもっとその能力を高めるべきだと語っています。
ですから、小説の筆者であるわたしが無粋な解説をすること自体が姫奈に責められてしまいます。
姫奈が数学を愛おしむこと、それよりなお文章というものに焦がれること、芥川龍之介を慈しむすべての事柄が彼女の死の理由につながっております。
恋愛小説無題は今時点折り返しを迎えていますが前半は中馬姫奈という知恵を持つものの描写に力を注ぎました。
後半は3人の凡夫が姫奈の思想に近づく行為にスポットを当てています。
それを納得して頂くための筆者の力だと考えますので、今後ともご愛読頂けますように努めてまいります。
第4話 ひとの気持ちを読むことなんてわけないわへの応援コメント
淡々と進んでいくようで、情熱さも垣間見える。二人のキャラクターの絡ませ方が絶妙に効いていると思いました。
作者からの返信
お読み頂きましてありがとうございます。
コメントもとても嬉しいです。
あまりくどくなく、それでいて読んでいて楽しい文章にしたつもりです。
これからも一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。
第8話 わたしのことを軽んじてはいやよ。への応援コメント
文章のセンスが好きです。
読みやすく、かと言って薄っぺらさもない。
応援しています✨
作者からの返信
読んで頂き、コメントまで残して頂きましてありがとうございます。
飽きずに、かつ疲れもしないような文章にしたつもりですが、そう思って頂けたら幸いです。
お時間があるときに遊びに来てください。
第22話 恋愛とは性欲に詩的表現を加えただけのものへの応援コメント
拝読させて頂きました🌷
人間を含む地球上の全ての生物の1番強い本能は「自分の子孫を残す事」だと思います。性欲もその1つだと思います。
しかし、人間は知恵を手に入れて社会を構築しました。ホモサピエンスは群れを造って生きる生命体として進化しましたので、これは当たり前の事だ、と思います。
人間はチンパンジーと同じように1年中発情している生命体です。当然のように1年中性欲を持っています。しかし、なまじ知恵を持ってしまったが故に性欲を剥き出しにする事はハレンチと捉えられるようになってしまいました。生殖行為には快感を覚えるように人間の脳は出来ています。これは子孫を残す事を助長する為だと思います。
しかし、子孫は残さずに快楽のみを求めるセックスに没頭している人達も多いですし、それを軽蔑するような風潮も多いと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、姫奈の言いたい事は自分の事が好きであるなら自分と快楽を追い求めるセックスをしたいと思うのは当然の事。それを否定するのは自分に対する非礼である、と言う事では無いのか?だと思います🍀
第14話 旅行の行き先を話し合ったら僕は愚かしいと言われたへの応援コメント
ここまで拝読させて頂きました🌷
芥川氏のお言葉ですね。人間は強く無ければダメだ、とも受け取れますし、弱い人間でも自由を欲する、とも受け取れます(^-^)🍑
姫奈は実在したら私はあまり関わりたくは無いですね。でも、可憐で愛らしくて田舎臭い容姿に男達は惹かれて行くのでしょうね🍀
女は常に好人物を夫に持ちたがるものではない。この言葉通りなら龍平君は姫奈の前では凡庸で居た方が良いのかも知れませんね(^-^)🍎
第8話 わたしのことを軽んじてはいやよ。への応援コメント
ここまで拝読させて頂きました🌷
善と悪は人によって捉え方は違うと思います🍀
例を出すのなら、先の太平洋戦争でしょうか。日本は石油の輸入を絶たれ日本と言う主権国家は存亡の危機に晒された。日本は欧米の植民地であったアジアの国々を解放する「大東亜共栄圏」を打ち出して欧米との戦争に打って出た。私はこれを「善」と捉えています。そうしなければ日本と言う主権国家は現在に於いて存在しなかったのかも知れないのですから。人によっては「悪」と捉える人も居るでしょう。何があろうとも戦争は人殺しに過ぎない、戦争は絶対にしてはならない、と。結果として日本は敗れ「悪」のレッテルを張られました。これも仕方の無い事だと思います。戦争は勝った方が「善」なのですから。しかし、日本が戦った事により植民地から独立国家となった国々から見れば日本は「善」なのです🌳
エゴイストの姫奈の定義も、私には肯定的な側面と否定的な側面を持っています。日本では多くのまだ食べられる食品を廃棄処分していますが世界では8億人の人々が飢餓に苦しんでいます。この場合は日本人は食べる事に快楽を得ているからエゴイストなのでしょうか?また、ペットを飼っている人達はニュースから流れて来る見知らぬ他人の死よりも自分の飼っているペットの命を優先すると思います。この場合もペットを可愛がる、と言った快楽を得ているからエゴイストと言われるのでしょうか?
長文、失礼致しました🍎
作者からの返信
力のこもったコメント有り難うございます。
こんなにも姫奈の論評に耳を傾けて頂いたことを大変喜んでいます。
わたしなりにもエゴイストというものに意見はあるのですが、それは控えさせて頂きます。姫奈に粋でないと怒られてしまうので。
北浦十五様に姫奈の主張を解釈頂くのが読み物の醍醐味かと思います。
姫奈はこれから十分にエゴイストとして振る舞います。その様を出来るだけ痛快に描いたつもりですので、是非続きをお楽しみ頂きたいと願います。
第5話 恋愛小説の極みはこれだという馬鹿な男への応援コメント
ここまで拝読させて頂きました🌷
文章が固すぎるでも無く軟らかすぎてもいないので、心地良く読めました(^-^)🍑
姫奈は謎だらけですが、とても魅力的に描かれていると思います。対する芥川君じゃなくて、龍平君は容姿端麗以外は無個性ですがお話が進むに連れて彼の個性が表現されて行くのでしょうね🍀 あ、いや失礼。既に龍平君の書いた小説によって彼の内面が表現されていますね。姫奈は龍平君の小説に何かを感じたようですが😺
私は数学は苦手でした。公式が頭に入って来ないからです。微分・積分で既に挫折しました。1番好きだったのは現国でした。答えが問題に書いてあるのですから🌳 蛇足が長くなってしまいましたが、これからの展開を楽しみにしています(^-^)🍎
作者からの返信
読んでくださいましてまことに有り難うございます。
コメントもとても嬉しいです。
姫奈と龍平はわたしの子供のような感覚なのでみて貰えると嬉しいですね。
特に姫奈は難産だったので。
これから少しずつ恋物語のようになっていくと思います。
姫奈と龍平でしか紡げないお話です。
これからも応援宜しくお願い致します。
第7話 美少女が語るエゴイストへの応援コメント
みんな何かしらのエゴを持って生きていますよね
結局のところ自分が一番可愛い。かもですね
作者からの返信
ここまでお付き合い頂きまして有り難うございます。
姫奈はこれからエゴイストとしての性分を存分に発揮していきます。
これからも楽しんで頂けたら喜びです。
第2話 芥川龍平 素敵な名前じゃないへの応援コメント
出会ったばかりなのに、男女の力関係が明確でつい顔がニケけてしまいます!
あと、間違ってたり意図的だとしたらノイズになるのでこのコメごと削除してください。
あらすじだと「妃奈」
本編ですと「姫奈」
になっていました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。なにより読んでいただいたことが嬉しいです。
女の名前は姫柰が正しい表記です。ご指摘ありがとうございます。
これを機会にあらすじを書き直して見ました。
どうかな⁉️ワケわかんないかな⁉️
って感じですが。
もしよろしければ今後も頑張って書き続けていきますので読んで頂ければ嬉しいです。
第4話 ひとの気持ちを読むことなんてわけないわへの応援コメント
男女の距離感がいいですね。
芥川龍之介の作品は名作ばかりなので、二人の気が合うのも納得です。
素敵な作品をありがとうございます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
姫柰と龍平の距離感は神経を使って書きましたので、それを読み取って頂き嬉しいです。
もしよろしければ今後もお付き合いください。
よろしくお願いします。
第1話 めちゃくちゃ可愛い女への応援コメント
小説が濃過ぎて読みづらかった。
セリフ入れる前と後に改行するだけで、
読者側は楽にゆとりを持って読めますよ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
返信が遅くなり失礼致しました。
確かに読みづらいですね。そういう配慮にかけていました。
ご指摘のあと、工夫して書いて見ましたのでお時間あれば読んでいただきたいとおもいます。
第2話 芥川龍平 素敵な名前じゃないへの応援コメント
今後の展開が楽しみです!
たつあきさん文才ありますよ。
情景が浮かびますから。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
お褒め頂きまことにまことに嬉しいです。
慢心せずに続けていきますので是非これからもよろしくお願いします。
最終話 陽炎の果てにへの応援コメント
最後まで拝読させて頂きました。
姫奈さんの死後、龍平さんが小説で一組の男女の恋愛について描く過程で、姫奈さんとの関係や言葉の真意をもう一度見つめ直していく姿が胸に迫ります。
男女が完全に理解し合う難しさとそれでも求め合ってしまう尊さを感じました。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
>東音様
読んで頂き、さらにレビューまで作成頂きまして誠に有難うございます。
この瞬間が一番うれしいですね。
龍平も姫奈もお互いに愛し合っていましたし、愛というものを非常に稚拙にしていました。
しかし、その表現方法があまりにも違いすぎてこんな結末になってしまいました。
愛に限らず、人間ってそんなものだと随分昔からそう思ってきました。
どれだけお互いを認め合っても、それを形にして、相手に伝えることがかなわなければ両者が快く思い続けることは無理なのではないでしょうか。
少なくとも幸せな結果にはならないと思いますね。
今後はもっと明るいこの物語を書いてみたいと思っていますので、ぜひそちらも応援頂けると嬉しいです。
有難うございました。