受け継がれるしきたりの中に愛はあるのか。贄となった少年の物語。

本作は導入部から考えられないほどの展開をみせてくれます。
とても練り上げられた作品であり、雰囲気やテンポ、ストーリーの構成も秀逸だと感じます。
第二章を読み終えたところですので、詳しい内容には触れないようにいたしますが、第二章の読後感としては凄いの一言。決してスケベな内容についてではなく、拡がりを見せるストーリーに惹き込まれたからです。

注釈にあります性的描写に関しては意図的に抑えてありますので、特に気にする必要はないかと思います。確かに描かれておりますが、主人公視点のコメディタッチとして処理されておりますので、不快感を覚えることなどありません。

どうぞ手に取って見てください。
お勧めの作品です！