第四話:信言は美ならず、美言は信ならず
※※ 04 ※※
「め……めめ、めっそうもないッ! 確かにわが父
しかし、皇族方の病が
しどろもどろに父親の
「
それまで張り
普段の
「喪に服してる最中の我が家に不予の話を持ち込むあんたが悪いのよ。うちの
遠回しに
「お許しください。
「私が安芸守殿に無理を言って便乗させていただいたのです。何せ内裏では大っぴらに
(私の耳に入れなければならない、とか言って澄まし顔で現れたけど、しれっと父親の事を話して私に知恵を出させようとしてたのね。左府との衝突を避けたいと
結果論だが
「……
「い、いや……それでも、何卒ご教授願います」
「
ともすれば冷ややかとも取れるほど、涼やかな笑いをこぼして
「左府は奥州征伐以降、朝廷軍の主軸である源氏を私物化しています。
平氏は
いわば菅原家と平氏は一心同体。
これ以上ないほど険のある口調で、直接的な言葉を
「姉上」
見かねて呼びかけたのは
「
「――も、申し訳ございませんッ」
太皇太后様の悪役女房は待宵の女軍師《ロリババア》 武田 信頼 @wutian06
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