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概要
創作の代償は余りにも大きかった……。
社長の娘・夏江は社員の光田誠と結婚し、二人でバンコク支局に赴任したが、夏江は赴任先で誘拐されてしまう。社長の海外でのトラブル処理を一手に引き受ける林田が犯人を追い詰め、夏江は無事保護される。二人は本社に戻ったが、誠は夜遊びも自由に出来たバンコクが懐かしい。何を置いても夏休みに独りでバンコクに足を伸ばす。夏江にはバンコクから戻ったら信州にでも旅行しようと言い残して……。誠は夏江の誘拐事件をもとにした小説でも書いてみようと思い立ち、夏江が誘拐犯に閉じ込められていた倉庫の取材を始めたのだが……。
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