幼馴染の嘘には意味がある

作者 モフ

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★★★ Excellent!!!

 私は「嘘」は「できるだけ」つかないし、嫌いなんですが、これは、これなんですよ。「嘘」の美しさというか、なんですよねぇ。。。。

 確かに、私が「嘘」をつきたいと思う時は、私が「嘘」をつく時はこういう時ですね。というか、このお話はメチャクチャいいですよ。短編3話を読んだ後、私は号泣しました。

 いやぁ、このお話を読むと「因果律」を頑なに信じたアインシュタインの気持ちがわかります。人のすべての行動には理由があって、その理由が人に「嘘」をつかせる。

 そして、人は、それを、、、って、ここから先は本文を読んでください。短編ですので、時間はかかりません。皆様の心に「きっと」深く刺さると思いますよ。

★★★ Excellent!!!

 小さい頃からずっと一緒にいた主人公とヒロイン。
 ですが、大きなケンカをしてそのまま距離が開いてしまいました。ヒロインは新しい彼氏と付き合ったとか? 
 で、そのまま交通事故に遭って――。という切ない物語。

 数年後、母親が絞り出す話には彼女の真意と自分が発端という話。そして、過去が主人公の脳内を駆け巡ってます――最後は感動的な出会いと希望にあふれた未来が――?

 どんな嘘であれ、意味のなく発せられるウソはありません。子供の小さなウソから世の中に関わる大きなウソまで。
 人間は嘘を巧みに操ります。その操り方は人それぞれで、必ずしも悪い意味ではない。それどころか、大きな大きな感情をこめて、相手にぶつけることも。
 ウソの使い方、これを見て見直してみませんか?
 切なくも小さな希望にあふれた、彼女の儚い思いを胸の中に詰めてみてください。

★★★ Excellent!!!

『嘘』という言葉には負のイメージもありますが、この物語で語られる『嘘』は、とても優しくて温かいのです。
 その想いが手繰り寄せる運命も、やっぱり温かい。
 どうぞ、ラストの一行まで大切に読んでください。
 
 悲しいことがあっても、ほっこりと心が包まれるような物語です。

★★★ Excellent!!!

幼なじみで気持ちが通じ合っているはずだった二人。小さな嘘が原因ですれ違い、誤解を抱いたまま離ればなれになってしまいました。
短い物語の中に切ないエピソードが紡がれていて、胸が痛くなります。
でも、最後にジーンと胸を熱くする結末が・・・。

切ないけれど希望を抱ける物語でした。「嘘」というキーワードの使い方が素晴しかったです。
ロマンチックな物語が好きな方に是非おすすめしたい作品です。

★★★ Excellent!!!

タイトル伏線回収作品——
控えめに言って大好きです!

タイトルで全てを語ってしまう作品が多い昨今、それを伏線に出来る作品は少なくなってきてます

そんな現状を残念に思える方は是非読んで欲しいです!

これこそ最後の一行まで目を離せない作品!
是非ご覧下さい!

※個人の感想です

★★★ Excellent!!!

本作は現代の日本を舞台として、悲しい別れを遂げた少年少女の過去と現在、そして未来の物語です。
彼女が彼についた嘘。それは二人の間に溝を生み、ある悲劇をもたらすことになってしまいます。
果たして、彼はその嘘に気付くことができるのか。そして、その先に救いはあるのか。ぜひ読んでお確かめください。

★★★ Excellent!!!

大切な幼なじみとの、嘘とすれ違い……そして、本当の想い。
彼女のついた嘘と、主人公の素直な心情が胸を打ちます。
彼女をずっと大事に見守ってきた、愛にあふれた眼差しがたまらなく感動的です。
心洗われるようなラブストーリー。
ぜひ、じっくりと味わってみてください。