私は「嘘」は「できるだけ」つかないし、嫌いなんですが、これは、これなんですよ。「嘘」の美しさというか、なんですよねぇ。。。。
確かに、私が「嘘」をつきたいと思う時は、私が「嘘」をつく時はこういう時ですね。というか、このお話はメチャクチャいいですよ。短編3話を読んだ後、私は号泣しました。
いやぁ、このお話を読むと「因果律」を頑なに信じたアインシュタインの気持ちがわかります。人のすべての行動には理由があって、その理由が人に「嘘」をつかせる。
そして、人は、それを、、、って、ここから先は本文を読んでください。短編ですので、時間はかかりません。皆様の心に「きっと」深く刺さると思いますよ。
小さい頃からずっと一緒にいた主人公とヒロイン。
ですが、大きなケンカをしてそのまま距離が開いてしまいました。ヒロインは新しい彼氏と付き合ったとか?
で、そのまま交通事故に遭って――。という切ない物語。
数年後、母親が絞り出す話には彼女の真意と自分が発端という話。そして、過去が主人公の脳内を駆け巡ってます――最後は感動的な出会いと希望にあふれた未来が――?
どんな嘘であれ、意味のなく発せられるウソはありません。子供の小さなウソから世の中に関わる大きなウソまで。
人間は嘘を巧みに操ります。その操り方は人それぞれで、必ずしも悪い意味ではない。それどころか、大きな大きな感情をこめて、相手にぶつけることも。
ウソの使い方、これを見て見直してみませんか?
切なくも小さな希望にあふれた、彼女の儚い思いを胸の中に詰めてみてください。