全ては愛への渇望がなし得た逆説的な想い。不器用な、でも一途とも似た何か。色々考えさせられました。
【カクヨム甲子園2023 Goodレビュワー賞受賞】 カタルシスを大切に……完結まで読了した時、胸を熱くして思わず溜め息をつく様な、或いはクライマックスで涙……
嫉妬の中に見え隠れしていた憧れに、気付いて立ち止まれば――などと読んでグサグサくるお話。似ている境遇だからこその複雑な感情を、そのまま一括りにしてそのままにしたからこその顛末。愛憎渦巻くも、けっ…続きを読む
好きも嫌いも、愛も憎も、時に不可分で表裏一体なのかもしれない。読後、そんなことを思いました。行動だけを追えば、主人公はずいぶんと優に対して酷い言動を繰り返しています。傍から見れば、憎んでいる…続きを読む
友だちだと思っていた。いつまでも、一緒だと。だから、許せない。どうして、こんなことに。ちがう、最初から私は……。たしかな筆力で紡がれる、儚い人間ドラマ。タラレバに埋め尽くされた日々だからこ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(131文字)
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