穏やかで優しい、おとぎ話のようなファンタジー

光に導かれ、扉は開かれる。
異なる国をつなぐ扉を開き、少女は別の国へと向かう。
母の病の真相とは、導いた光は何か。
ひとつひとつ謎を開示していくように、導かれるようにして物語は紡がれる。
光に溢れて優しくて穏やかで、おとぎ話か童話の世界のような雰囲気に浸りながら、あっという間に読み進められました。
最後に語られるように、これは出会って旅立つまでの物語。その先にもきっと物語は続き、めでたしめでたしで終わることだろう。
この雰囲気に浸って欲しく思います。ぜひご一読ください。

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