第8話 弾丸カンボジア②
シェリムアップは、遺跡の街。要するに観光の街だった。
空港から一路、遺跡に向かう。どういう順番でどの遺跡を回ったのかは覚えていませんが、まずは、池の中の遺跡に行ったような気がします。だけど、そこで見た遺跡に圧倒されました。多少傷ついてはいたけど、石に掘られた綺麗なレリーフに彫刻。
まあ、日本人特有の感性なのか、また、少し崩れた感じがとても良い。
そして、いくつか遺跡をまわるとホテルに向かう。そんなに高いホテルじゃなかったのだが、結構良いリゾートホテルでびっくりする。
で、
「また、夕方に迎えに来るよ」
昼間は暑いから、夕方からもう少し遺跡見て、明日は早朝から遺跡見学だそうだ。
涼しい部屋で少し休むと、再び車に乗って、遺跡見学。
そして、プノンパケンだったか? 丘に登り遺跡に沈む夕日を眺めたのだが、丘に登って思う。遺跡とジャングルしかないなと。
で、また遺跡に沈む夕日が綺麗だった。アンコールワットでは無かったけど。オレンジ色に輝く遺跡と、赤からオレンジ、紫と空のグラデーションも美しく時間を忘れて眺めておられず。暗くなる前にガイドさんにうながされて下に降りる。
で、途中象とすれ違う。この丘、お金を払えば象や登れるそうだ。今もやっているのかな?
で、夕食タイム。料理はクメール料理のお店で、タイ料理と中華ベトナム料理の中間という感じではあった。記憶ないが、美味しかったと思う。
その後、地元の学生さんが、クメールの歴史について影絵で披露。英語だったのでところどころ分からず、さらに、今は覚えていないが。昔のクメール王朝の歴史と伝説だったと思う。
まあ、しかし、シュリムアップ子供が多いなと、孤児も多いのだろうけど。降りると近寄ってくる。まあ、スリとかではなく、お金くれって感じだったが、飴とかお菓子あげた方が喜んで去っていく。この辺、ネパールより純粋な子供のような気がちょっとした。
そして、翌早朝。日の昇る前に、アンコールワットに向かう。そして、敷地に入るとすでに結構な数の観光客が。で、徐々に空が白んでくると、浮かび上がってくるアンコールワットのシルエット。三つの特徴的な塔が見えてくる。そして、空が赤く、そしてオレンジ色に輝くと、太陽がアンコールワットの背後から昇り、周囲も明るくなって。今度は、アンコールワットが水に映り、逆さアンコールワットの写真を撮る。
いや~、綺麗だったし、感動した。朝から素晴らしい景色を眺めて、二日目の観光が始まったのだった。
徒然旅行記 刃口呑龍(はぐちどんりゅう) @guti3
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