このお話は作者さんの眼鏡愛を存分に語るものです。

　その他の愛（！）も語っているのはご愛嬌ですが、本格的な眼鏡魔さんでした。私も学生時代からのメガネキャラですので、是非参考にしたいと思います。

　全国のメガネキャラの皆さん、眼鏡をかけても日陰者にはなりません。レッツ陽キャラ眼鏡！

自分も眼鏡をかける人間なんですが、顔と合う眼鏡を選んでもらいたいと思いました。

合う眼鏡を選ぶことができる、素敵な才能だと思います。

凄い熱量の眼鏡愛をくらいました。くらった私の語彙がどこかへお出掛けしてしまう程。

頭も心も溶けてしまうような熱量で描かれる眼鏡への想い。眼鏡を愛しているからこそのこだわりが切々と伝わってきます。

眼鏡が似合わない人なんていない。
個人の魅力を引き出す眼鏡は、確かに存在する。

激しく同意するしかない主張が鍵となり、後輩の眼鏡選びへと流れるストーリーは滑らかで美しささえ感じます。

眼鏡への熱い熱い愛をこの作品から感じて焼かれて欲しい。
眼鏡好きも、眼鏡ユーザーも、そうでなくても、きっと眼鏡への理解と解像度が高くなる。
そんな素晴らしい眼鏡私小説です。

このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む（200文字）

一つ一つの描写に頷きながらとても楽しく読ませていただきました。顔と眼鏡がしっくりくる瞬間というのは何度あっても飽きない幸せですね。