やばい。

さきにいわせてください。
本作は、わたしがレビューを書いてよいおはなしではありません。
ですから、この五分ほどでなんども書き、なんども消し。

本作、2023年6月17日にラジオドラマとして放送されました。
わたしは本放送には間に合わず、直後の録音を拝聴しながら読ませていただいたのです。

ちがいますね。
聴きながら読んだのではありません。
泣きながら、聴いて、読んだのです。

わたしはレビューで、ネタバレをしないように気をつけています。
そして本作の魅力をつたえるにあたり、ネタバレを回避することは困難です。

また、できるだけわたしのもつことばのちからの全力をもって、その作品の魅力をつたえようと、ふだんは努力しているつもりです。

ですが、本作において、わたしは、あきらめました。

わたしのレビュー史上、おそらく最初でさいごのことばを置かせていただきます。それがいまのわたしの気持ちをいちばんよく、伝えてくれるとおもうから。

やばい。

超やばい。
まじ、ほんとまじ、やばい。

やばいって。
もう、ゆるして。

まじで。