一万字という制限の中で、ここまで上手くまとめて描ききった作品もそう無いのではないでしょうか? クスリと笑わされる描写があり、読後感も良く、登場人物たちにスッと感情移入できる作品でした。
神戸在住の三十代
事故で頭を打ち、なぜか「彼女のことだけ」を覚えていない主人公。でも覚えてないと正直に答えたら超絶かわいい彼女が別れを切り出すかもしれない。そんな理由で始めた「覚えているフリ」。リズミカルでコミカ…続きを読む
記憶喪失に関する恋愛ものは数あれど、とてもよく考えられた設定で退屈することなく楽しく読ませていただきました。開幕と締めが丁寧で読んだ後の後味も非常によかったです。個人的には短編故に省略したであろう葛…続きを読む
1話の文量は少なく、サクサク読めます。でも、続きがドンドン気になってしまう構成になっています。「何故、俺みたいな奴にこんな可愛い彼女が?」という主人公が抱く疑問が次第に明かされていき、同時に切な…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(84文字)
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