運命を過信して恋愛を他人に委ね本当の愛を求める。そんな三人のお話し。

あらすじに出てくる女子三人の友情が壊れ行く様子がとてもリアルで、ゾクゾクしました。

環境に恵まれていて望んだものは全て手に入る者。
他人の恋愛に首を突っ込みすぎて当事者になる者。
愛憎が交差する中で復讐の決断をする者。

それぞれの立場やキャラクターが立っていて、読みごたえが抜群です。8000字以上の満足感があります。

誰かの犠牲の上で成り立っている友情ほど、拗れたらもう引き返せない。そうはなりたくないなと自分を戒めました。

冒頭の「ごめんなさい、ゆるしてくれる? ね?」というセリフが最後どうなるのか、あなたの目でどうか見届けてほしいです。

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