物語という枠を超え、世界に引き込まれるような魅力がこの作品にはあります。まるですぐ隣で紫月さんが居て話しているような、そんな錯覚を覚えました。言葉の解釈の幅が広く、(陳腐な言い方で恐縮ですが)とても面白いです。
ヒロインとか魔法少女が好きで現代ファンタジーばかり書いています。 上記ジャンルは積極的に読もうかと思っています。
企画参加ありがとうございました。語り部が話しているのを聞いているみたいでした。情景描写も丁寧でとても読みやすかったです。これからも応援しています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(175文字)
これまで読んだどの小説よりも美しい日本語が、ここにはあります。お話の中で《未言(みこと)》と定義されている言葉。「未だ言葉としてなかった物事に宛てがわれた言葉」。見聞きしたことの無い言葉がそこに…続きを読む
語彙が素晴らしく、水の滴る感覚を文章から受けました。抒情性を掻き立てられる表現の数々に、短編ながら圧倒されました。現代のおとぎ話と言うにふさわしい作品だと思います。
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