第10話 預言を終えて 終わりなき夜の果て
沢山の詩の形をした預言
それらは難解な予言 暗号めいた予言を残して
・・自らの死さえ知って、それを書き起こすノストラダムス
終わりなき夜が続いてゆく 朝には太陽が上り、夕暮れには月が現れる
人の世は何処までも続く
多くの内乱、多くの悲劇 狂気
例えばサンバルテミの惨劇
彼、ノストラダムスの予言した三人のアンリ王の出現
彼らが移り代わりフランスの王位につき
やかてカペー王朝の血に繋がるヴァロア王朝の終焉
これまた
ヴァロア朝から同じくカペー王朝の傍系たる三人目のブルボン家のアンリ王へと引き継がれ
嘆きと喜びにと人の世はタペストリーを描くかの如く
紡がれてゆくのだった。
初稿 22 、1、6
玉響『老いた獅子と金の囲い』その悲劇~アンリ2世とノストラダムス のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます @nono1
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