第4話先生

先生に出会った。そして家に住ませてもらった。家と言うものはとてもよかった。そして食事というものもやった。先生になぜ食べるのか聞いたら小突かれたので大人しく食べてみたら、これがすごい良いのである。先生も「だろ」としか言わなくなってしまったが。すごいよかった。

家に住まさせてもらってからは家の周りを毎日歩いていた。先生の散歩に連れて行ってもらったが、先生を置いて走ってしまったので先生に怒られた上に走るのを禁止されてしまった。さらに先生は早く歩くのもダメだと言うのだ。先生が言うことで間違ってることはないが、これはとてもきついのである。

先生いわく、そういうものらしいが。俺には分からない。やはり先生はすごいな。

しかしどうしても走りたかったので先生に頼んだら。走るのはダメだが、1人の時に早歩きは良いと言ってくれた。しかしひとつ条件があるらしい。家の掃除をすることらしい。なぜ掃除をするか聞いたら。分からないらしい。掃除とはそれほどまでに奥が深いらしいのだ。しかし先生はすごい人だ。掃除というのも最初は分からなかったがやってみるとこれもなかなかいいのである。そんな掃除をやったらなんと早歩きもできるのだ。なんか申し訳ないな。

しかし先生は男に二言はないと言っていた。先生はすごいしかっこいいな。俺もあんなふうになりたいな。どうなったらなれるか聞いても「なるべくしてなる」としか言わないし、俺もなるべくしてなるのだろうか?

いや、そんな恐れ多いな。今は掃除と散歩が楽しいけど先生のようになれるように頑張らないとな。

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ナノブレイン @nishiki3gou

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