第2話 高校生活

私はいつも二度寝をし、学校に登校する。

癖の強い髪を直し、私は学校へと向かった。

今日は友人の誕生日。

昨日作ったお菓子ブーケを鞄に入れ、私は教室へと向かう。

ガラガラガラ(ドアの開く音)

教室の中は沢山のクラスメイトが沈黙の中席に座っていた。

そして黒板の前にはこのクラスの担任が立っている。

深刻な問題でもあったのか……

私は少し動揺しながらも席に着こうとした、その時……

「弍事野、遅刻だ。」

キーンコーンカーンコーン

先生からの言葉が合図だったかのようにチャイムが鳴った。

朝礼のチャイムだ。


私は遅刻をしたため現在学年室に居る。

「遅刻した理由とか、紙に書け。」

そう言われ担任に渡された紙を受け取った。

そこには色んな人の遅刻理由などが書いてある。

1年1組 皮加木 ぶろっこりー 女

遅刻理由 遅延

1年5組 美林都 しょうゆ

遅刻理由 捨て猫を拾ったから

1年 足能楽 のぁか

遅刻理由 もれた

等など、色々書いてあって皆それぞれ色々な事情があったのだろう。

……私の遅刻理由は……。

1年2組 弍事野 なぐさ

遅刻理由 寝癖が悪い

「次の授業なんだっけな」




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

微妙な地点から始まる 美唯かなミソ @kana0655

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ