そこにいた
- ★★★ Excellent!!!
友人と飲みの席に向かってみたら、「屋上のナナシくん」なる不思議な話をし出した。
よくある怪談話とは違って、別に連れ去るとか、危害を加えるといったものではない。ただ「こちらに来る」のだという。
にわかに信じがたい状態のまま、話は進んでいくのだが……
何という作品だ。
レビューしようにも「そこにいた」以上のコメントが出せない。
長く書いたところで、魅力を損なってしまうだけだろう。
強いて言えば、タイトルが実に的確というところだろうか。