現代ダンジョン攻略記

エピローグ

　堕神討伐戦の生き残りはただ1人、最初の英雄のみ。彼は褒美に侵略性を無くしたダンジョンを望んだ。神は彼の願いを叶えた。それによりこれまで通りダンジョンは発生した。世界の人々は11人の英雄を讃えて銅像を作ったり、教科書などの本に載せた。これはその本の一部の記述だ。

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　最初の英雄たるマルコ・ヴァードは特異なる怪物を初めて討伐した1人で、その際の活躍により英雄の称号を得た。

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11人目の英雄が加わった。勇ましき心を持つ彼は勇者と呼ばれた。名は佐藤大地。

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　堕神討伐戦で勇者は堕神にとどめを刺した。その際勇者は命を落とした。最初の英雄は神に侵略性を無くしたダンジョンを求めた。その願いを神は叶えた。

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　世界が安定した頃、安寧を求め彼は自殺した。

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　侵略性を無くしたとはいえダンジョンによる災害はなくなったりはしない。そのために世界の有様は変わらない。だから彼らの活躍を人々は徐々に忘れるだろう。だが忘れてはならない。彼らのおかげで世界は守られたことを。

タイトル「ダンジョン攻略記」

著者:長谷川博之　

情報提供者:…、…、…、…、須藤美智雄、…

あとがきーーーーーーーーーーーーーーーーー

　「現代ダンジョン攻略記」これより終幕です。

最後まで付き合っていただきありがとうございました。これは私の処女作です。10人フォローしてくれたら良いなと思って投稿しましたが、想像以上に伸びました。次回作を近いうちに投稿しようと思います。そちらも見てくれたら嬉しいです。

　あとあまり投稿しませんがTwitterもよろしくお願いします。