文章がわかりやすく、サクサク読めるのでストレスがないです。
バトルが華やかで、きっとアニメ化したら映えるだろうなぁ、と読んでて思います。
ヒロインがとっても可愛い。
何より、ヒロインが主人公を守る、と口にし、主人公もヒロインを守る、と口にする。
それが無理なく両立してるのが、すごく良い。
主人公がまた魅力的で、状況判断がしっかりしてて、いろいろ考えてて、料理上手で、しれっと女の子に「可愛いと思った。」と発言しちゃう。それがヒロイン以外にも炸裂するので、もうモッテモテ(笑)
なんだけど、時々小学生らしさが顔をのぞかせたり。
ストーリー自体も面白いので、おすすめです。
主人公の彼方は、小学生ながら、料理上手で、クールで優しい気遣いが出来る、カッコいい小学生です!
そして彼方の幼馴染であり、ヒロインの白愛は、日本人ながらも、白雪が似合う綺麗な銀髪の持ち主の少女で、スイーツには目がない、可愛い少女です(*^^*)
この物語には、マジカルジェネレーション──通称マジジェネという、白愛がハマっているTGCが存在します。
彼方の従兄弟の、澪姉(全ての元凶)から、こっそり託された指輪と、クラスカードをセットする拳銃型のデバイスにより、ある日突然、白愛は魔法少女へと変身してしまいます。
実は、変身できる白愛は、かなり特殊な存在だったのです。
多数のコスチュームに換装できたり、コスチュームによって、使える技も異なります。
白愛は、魔法少女となり、全てを飲み込む漆黒の現象、深淵〈アビス〉へと立ち向かう事を決意します!
彼方は、澪姉から託された拳銃型のデバイスにより、カードを挿入し、後方支援したり、魔法少女の司令塔として、彼方も彼方なりに、共に活躍します。
終盤辺りも、特殊な力に目覚めたりと、さらに活躍することになります!
そして、美月という、もう一人の魔法少女が現れるのですが、実は驚くべき秘密を抱えています。
読んだ事がない方は是非、ご自身の目で確かめてみて下さい!
個性豊かなキャラクターや、カードゲームや、変身する魔法少女が好きな方には、いずれも楽しめると思います(*^^*)
この世界の事はこの世界の魔法少女が解決する!覚醒した魔法少女の運命は?
魔法少女が使うカードを市販しているので、その内未熟な野良魔法少女がわんさか出てくるものと思われます。
スターターパックが発売されたばかりなので、主人公たちの世界の魔法少女はみんな未熟なはずでそれを育てていくと言う話の様です。
追記20230803。
5年生編から、新しい魔法少女たちもふくめた「恋愛育成編」になります!
どうやら魔力を増やすには思い出をたくさん増やすことが必要なようで主人公はそれを、魔法少女たちの好感度を増やすと解釈したみたいです。
メディアミックス展開してゲームが発売されたら、ジャンルは育成型のギャルゲーですかね。
キャッチコピーは、「魔法少女たちの指揮官になって、共通の思い出を重ねることで手に入る魔力で敵を倒す!」とかどうでしょう?
魔法少女物でありながら、実は物凄く、綿密に練られた設定のトレーディングカードゲームが融合している本作品。
戦闘においての描写も秀逸で融合したトレーディングカードゲームの要素が実にアイデア豊かに描かれています。
主人公が魔法少女ではなく、魔法少女を助ける司令塔というポジションにいるのでその辺りの俯瞰的な視点もお見事の一言です。
昔の戦わない魔法少女ではなく、セーラームー〇から本格的に認知されたバトルヒロインの流れを汲んだ新たな魔法少女シリーズと言っても過言ではないかもしれません。
カードゲームの要素でスタイルチェンジする魔法少女というのも最近の特撮作品で見られる臨機応変に換装して、戦うヒーロー要素が上手く取り込まれているのでライ〇ー好きにもオススメ出来ます!
北海道の港湾地区を舞台としております。
黒鉄彼方くんはただ者ではないバックボーンを背負っており、雪城白愛さんは人見知りですが褒めて伸ばせるし素質を色々と持った幼馴染の小学生です。
幼馴染が魔法少女でカードゲームとは三つの強味を持った作品だと思いました。
カードゲームについて学べるのもいい所だと思いました。
作中のマジジェネは、カードゲームとしての完成度も高いので、商品化を狙えると思います。
指輪やマナなども面白かったです。
デッキ構築とかあったりして、萌えますよね。
フェアリーの【飛行】で、幽霊みたいですが、成功したりもしました。
笑えたのが、魔法少女の正式名称を『マジカルイレイザー☆ハクアちゃん』って、イレイザーなんて余計なものを入れて考えたら大変なことになったりもしました。
マナとか、色々な能力をみてみたいです。
鼻からジュースとか、子どもっぽい所がギャグとして出て来ます。
飯テロ部分もあり、いい塩梅だと思いました。
私自身が、小学生の子どもを育てていて大変だった子育ても思い出しました。
しかし、白愛さんには彼方くんがついているものね。
キャラがいきいきしていて、いいなと思います。
本作以外でもそのように感じます。
会話が弾んでいるときのやりとりとかも好きです。
連載お疲れ様です。
是非、ご一読ください。
一章読了時点でのレビューになります。
【面白かった点】
まだ変身したばかりで、深淵《アビス》や敵らしき者たちも現れていませんが、それでも小学生高学年の男女がメインで、女の子が魔法少女に、男の子が銃型デバイスで補佐という立ち回りが見えてきて、さらにカードデッキ構築モノということもあって期待が膨らみます。
【良かった点】
さくさくと楽しく読めるのですが、雪城家周辺の不穏さ、またカードにかかわる大人たちの怪しさと、しだいに物語背後にあるドロドロさ具合が滲み出ていて興味深かったです。
【期待している点】
何せまだ変身したばかり。主人公二人の活躍と、カードゲーム要素を早く読みたいです。