130話を読み終えて、作者様の優しい性格と、”楽しませよう”が感じ取れるこの作品。
まず圧巻なのは、その世界観の構築とストーリー。
キャラクターたちは個性的かつ、
使い分けもさすがとしか言わざる得ない。
名前だけで読み進めると人物が立ち上がり目に浮かぶ。
見目麗しい令嬢がどん底から愛を知り、
また不器用でコンプレックス持ちーーどこか偏屈な王弟とゆっくりだが、
コツコツ育まれる愛情が微笑ましい。
中盤から後半にかけての畳み込むような勢いと、柔らかい”抜き”が癖になる。
完結まで是非読みたいーー”ほっこり”するファンタジー作品がここにある。
さぁご笑覧、いやご照覧あれ!
ぜひご一読を〜!