第62湯 カクコン9(小説部門)短編特別賞をいただきました
というわけで、小説を書き始めて苦節(?)一年と半年、短編特別賞をいただけました。
読んで応援してくださった皆様ありがとうございました。
(と書いて保存して気がつけば発表から一ヶ月も経ってました……)
受賞作は、こちら。
『転生殺人トラック』
https://kakuyomu.jp/works/16817330656967620958
運が良い自覚はあり、「実力だ! ガハハッ!」とはいきませんが、地道に(多少は腐りながらも)小説書くのを続けてきて良かったです。
今回、円城塔賞でも最終選考に残っていたこともあり、なんと円城塔先生からの選評(短評?)をいただけました!
カクヨムWeb小説短編賞2023:円城塔賞追加選評
個別評その4。気になった人たちその1
https://kakuyomu.jp/works/16818093076499544803/episodes/16818093078196839497
円城塔賞の最終選考30作品を読んだ方はわかると思うのですが、ほとんどが純文学寄りの一般文芸作品(特に幻想小説が多かった)で、私の作品だけ完全にエンタメ作品で浮いてたんですけど、「楽しいんです。」と円城先生から言っていただけて、本当に嬉しかった。
やっぱり、自分は、自分の小説を読んだ人が短時間でも楽しんでほしいんですよね。それがコメディであれ、ホラーであれ。
エンタメを作りたくて。別に崇高な気分になってほしいとも思わんですし、何かすごく他者に訴えかけたい吐き出したい想いが心に渦巻いているわけでもないんで。
なので、このお言葉は、宝物です。
いやはや、カクコン9の開催中はわりと腐ってましたが、こんな嬉しい形でフィニッシュできて、本当に感謝しかない状態ですね。
さて、そんな結果発表から一カ月が過ぎ、率直な今の感想ですけど。
「良くも悪くも見られてる」
ですね。
マジで見知らずの人から「よく書けてますね」的な上司目線の褒め言葉もらったりもしますし。
まぁ、「自分のが良いもの書いてるはずなのに評価されない」みたいな気持ちは、とてもよくわかるのでチベットスナギツネみたいな顔で「あ~、ありがとうございます。へへッ」ってしてますね。
感想コメント関係は、本当に商業デビュー済の作家さんの方が逆に腰が低くて丁寧ですね。マジでよく知らん人の方が有識者感のある上司目線コメント(しかもタメ口だったり)してくる印象です。
と、こんな感じで、「名無しのワナビ」から「ネームド・ワナビ(最弱)」へと微妙な進化を遂げました。
わりと、ネット小説の流行からは遠く離れたものを書いて我が道いってる系のワナビなので、舐められたり見下されたり多かったので、とりあえず箔付け嬉しいなと。
ただ、まぁ書籍化もコミカライズもないので、出版社にツテができるわけでもなく(担当さんつく、とか憧れる……)、生活自体は特に何も変わり映えしないですけど。
相変わらず、公募関係は落選続きですしね(さすがに、その公募のためにイチから書いた作品で一次も通過できなかったりすると暴れますけど、受賞できないことには慣れてきてるので、最近は最終結果で落ちてても「さようでございますか」って感じです)
ではでは、また次の湯で。
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公募やコンテスト応募を中心に作品を書いてますので、気になったものありましたら読んでくださると嬉しいです。
ワナビ温泉:自意識と承認欲求の狭間で繰り返される妄言のぬるま湯 笹 慎 @sasa_makoto_2022
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