人類滅亡後、「痛い」という概念を獲得したロボットたちは何を思って生きるのか。その進化し痛みに適応していく姿がとても繊細で美しいと思わせてくれる、そんな作品でした。
人間においても、この作中のロボットにおいても、痛みは生きる上で決して避けられない一見邪魔な感覚です。しかし、そこから生まれる営みや新たな感情は、まさしく成長と呼べるものなのではないでしょうか。
読み終えた後、そんな風に色々と考えてしまうほど、温かく、そして深く心に残る良作だと思います。
SFや現代ドラマがお好きな方に特にオススメしたいです!是非、ご一読ください!!