第8回カクヨムコン攻略法（簡略版）

第8回カクヨムコン攻略法（簡略版）

　カクヨムWeb小説コンテストの第5回と第7回で特別賞を受賞した自分の第8回カクヨムコン攻略法を公開します。サポパス限定版では、自分がどうしてそういう戦略を採っているのかを詳しく公開していますので、さらに知りたい方はそちらをどうぞ。

【【書くまでもないだろう注意書き】】

　自分はカクヨムの中の人ではないので、当然ながら推測や経験則が多分に含まれています。内容には何の保証もありませんし何の補償もしませんのであしからず。ご自身の判断でお使い下さい。なお、第8回の応募要項を基準に書いていますので、他のコンテストの参考にする際は特にお気を付け下さい。

　ではいってみよう。

■前提知識編

・選考は一次と二次の二回のみ。

・一次は読者選考オンリー。編集部によるピックアップはない。

・期間中のランキング上位が二次（＝最終選考）に進む。

・読者選考のランキングは読者選考中のポイントで決まる。

・公開されるランキングは週間ランキングのみ。

・ポイントは作品フォローと星の合計（という噂）

・応募数のだいたい10～20％が通過する。

・新規作品の方が相対的に有利（ポイントがつきやすいから）

・既存読者を抱えている作者が有利。

・応募作が通常ランキングから除外されなくなった。

■準備編

・募集ページは熟読せよ。

・ページは二種類ある。特設ページと募集要項のページ。

・特に文字規定は超重要。10万文字以上必須。

・未成年は親の承諾を取れ。

・スケジュールももちろん確認。読者選考が一週間長い。

・部門や賞に求められている要素を確認せよ（特にホラー、映画・映像化賞）

・応募する部門は熟考するべし。

■投稿応募編

・キャッチコピー大事。

・あらすじも大事。

・もちろんタイトルはもっと大事。

・エピソード名をつける。

・第1話にプロローグと書かない。

・タグは全部埋める。

・一話の文字数は2,000～4,000文字。

・公開するのは募集直前。

・応募するのは募集直後。

・最初に三話一気に投稿。

・そこからは毎日同じ時刻に一話ずつ更新。

・読者選考終了前に区切りのいい所（完結or一部完）まで書く。

・読者選考終了日までは続きor番外編を投稿し続ける。

・過去の落選作も駄目元で応募しておく。

・完結作は完結にする。

■お作法編（読みやすい作品にするために）

・段落の頭は一文字スペース。

・感嘆符（！）や疑問符（？）の後は一文字スペース。

・閉じカギ括弧（」）の直前に句点（。）はつけない。

・三点リーダ（……）やダッシュ（――）は偶数個で使う。

・難読文字にはルビを振る。

・人名の漢字にも初回はルビを振る。

・人名が特殊なら途中も時々ルビを振る。

・似た人名は使わない。

・適度に空行を挟む。

■おまけ（過去にもらったことのある質問）

・カクヨムではフォローや星にお返しするのがマナーですか？　→そんなマナーはない。したければフォローし、読んで面白ければ星を入れよう。読み返す必要もない。

・コメントには返事が必須ですか？　→返事をしなくても読んでもらえる。でもたぶん返事をした方が好きになってもらえる。

・自主企画には参加した方がいいですか？　→個人的には意味がないと思っている。評価稼ぎだけを目的とした悪質な主催者もいる。

・ハート（いいね）はランキングに関係ありますか？　→たぶんない。

・PV（アクセス数）はランキングに関係ありますか？　→たぶんない。

・1PVは何リワード（円）になりますか？　→その時のカクヨムの広告収入や表示されたページの文字数によって変わる。体感的に、2,000文字のページ20PVでだいたい1円、4000文字だと2円。

　→2024/09/26追記。今はもっと安い。60PVで1円くらい。

・注目の作品の基準は何ですか？　→星が入ると候補になり、ユーザーの読書傾向によって表示作品が変わるみたい。

・サポパスってなんですか？　→カクヨムサポーターズパスポートの略。課金すると一ヶ月広告表示なしになってギフトがもらえる。ギフトを作者にプレゼントすると、サポパス限定の近況ノートが読める。自分も自作の番外編を載せている（宣伝）

　こんなもんか。箇条書きにしてみると案外少ない。

　最後に再度宣伝を。

　この攻略法（2,000文字）をさらに詳しく書いた近況ノート（6,000文字）をサポパス限定で公開している。もっと知りたい方はぜひ。

　こんなことが書いてある。

- - - - -（ここから）- - - - -

・公開するのは募集直前。もちろん読者選考期間外のポイントは無効だから。開始前に作品フォローや星をもらっても、読者選考のランキングには一切反映されない。星が四桁の人気作であろうとも、読者選考中に追加のポイントが入らなければ落選する。

　ただ、応募開始の12月1日付近は、待ち構えていた新規投稿作品であふれかえる。埋もれたくないという人は、少し前に投稿して、あらかじめ読者を獲得しておくのも手。みんな公開を控えているから、実は通常ランキングの狙い目だったりもする。

・応募するのは募集直後。読者選考は「読者選考期間中」のポイントであって、「応募してから」のポイントではないので、実はいつ応募しても関係ない（と思う）。極端な話、〆切直前に応募してもよい（と思う）。【注】第9回から、応募後のポイントのみ加算と明言されているため注意

　ならばなぜ自分が募集直後にこだわるのか。それは、

→2024/09/26追記。応募してからのポイントであると公式発表が以前出ました。

- - - - -（ここまで）- - - - -

▼詳細版はこちら（サポパス限定）

https://kakuyomu.jp/users/fujinami-tamotsu/news/16817330649538889701