無さそうで…有りそう?

二人の「アズマ」が編入してきた32人のクラスでは、次々とカップルが誕生して、半年経たないうちにその数14組。
こうなると、次はお前だ!の声が聞こえてきそうですが、そんな中でのお話です。

現実として考えると、ちょっとありえないような話ですが、そこに現実問題を練り込んでくるのがこの作者様の上手いところ。
少しSFのような、オカルトのような、幻想のような…でも最後には考えてしまうのです。二人のアズマの正体は?彼らの関わりは?そして日本は、社会は…?