傷ついても傷ついても、ひたむきに。

設定勝ちの短編です。
登場人物の魅力的な関係性が、強いフックになっていて、
次を読ませる力がある。

水色の透明水彩絵の具で描かれた、静謐なイラストのようでもありますし、
男と女の衝動的な言動への警告でもある。

続編があるなら、ぜひ読んでみたい作品です。