まず異世界にて活動する前の導入部分がよい。
その部分がしっかりと書かれていて、主人公のキャラも異世界にてどうしたいのかもスッと頭に入りお話に入り込めます。
人によっては小難しくかんじることもありそうですが、ざっくり把握していればストーリーを読み進めるにおいて問題ないのでそこがネックで読めない、読みにくいということはありません。
(導入部分以降のストーリーでもちょくちょく補足のようなものがありますし)
種族設定がわりと話の根幹にかかわると思うのですが、そこがしっかりしているのでブレがない。
また、主人公がこんなにもハイスペックなのに鼻につかないのがほんとすごいなと思いました。
そこが読むにあたって安心感を与える要因だなと。
難点を上げるとすれば名前付き新キャラが一気に登場するタイミングがある為、覚えるのが大変と言った所でしょうか。
キャラが立っていない、というわけではなく、もりっと増えるのでキャラと名前が馴染む前に話が進んでしまうといいますか…。(これは私の読み方の問題かもしれません)
現時点ではまだ序盤といった印象があるので、今後の展開がとても楽しみです。
最新話迄一気読みしました!
まず初めに、この物語は流行りの神様転生、転移、とかではありません。
しかしながら、読み始めると止まらなくなる程面白い。
しっかりとした構成と、様々な知識や魅力的なキャラクター等上げていくとキリがない。
この作家さん、プロ作家では?と思った程完成されており、専門的知識、特に再生誕生するまでの描写力が素晴らしいので、説得力が半端無いです✨✨
非常に面白い展開ですので、今後の展開がとても楽しみで仕方ないです❗
最後にカクヨムコン8特別賞おめでとうございます❗😊
早い段階での受賞、編集部もしっかりと見極めてらっしゃるんですね。
これから忙しくて大変な作業かと思いますが、頑張って下さいね!ありがとうございました。
注: 申し訳ありません。私の勘違いで、作者様に冒頭の再生誕生迄の序章で、行間云々の発言誠に失礼致しました。その上で今回削除して書き直しさせて頂きました。
ご存知のように、ネット小説の異世界ファンタジーカテゴリーの作品の多くは、実は異世界ものではありません。舞台が「地球ではない」ので「異世界」みたいな拡大解釈です。地球と酷似した世界に、なぜか神、魔物、魔法などが加えられた的な設定。単に地球ベースの仮想世界とでも呼べるかもしれません。時代設定が違うだけで、ほとんどパラレルワールド的な世界観の作品も珍しくありません。
この小説はそういう意味で大変希少な本物の異世界ものです。環境も社会も地球とはまるで異なります。主人公も人間ではなく龍人に転生します。地球人に似た人族も登場しますが、脇役の最弱種族です。つまり、異世界ファンタジー好きにはたまらない小説なのです。この意味が分かる方に特にお薦めです!また本物の異世界ファンタジー小説を読んでみたいという方にもお薦めです。
小説好きにはこの冒頭の三話がたまらないですね。こういう仕掛け、大好きです。生前の主人公の性格や生活が間接的に綴られています。そのエモさに、思わず笑っちゃいました。ここで胸をガシッと鷲掴みにされました。
個人的に、作者の文体が大好きです。美しく流れるように読みやすい。正に、華美を拝し、流麗をとる。素晴らしいです!
そして、この主人公の設定…。よく考えつきましたね。ある意味、驚愕でした。完全並列同時思考って異次元過ぎでしょう。
壮大な世界観と美しい描写、考え抜かれたストーリー、超魅力的な登場人物、熱い感動、そして小説家としての作者の才。五拍子揃ってます。