第51話 書き続けることが大切な理由(先輩の意見からの学び)
俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
第49話で書かせてもらった「誰にも読まれなかったらどうすりゃいいの?~諦めてしまう前にできること~」にちょっと長めのコメントを頂いた。
最初に見た時には「え? 俺何かやっちまったか?(;・∀・)」と焦ったりしたことは内緒である。
コメント掲載の許可を快諾頂いたので、今回はそのコメントを紹介しながら俺自身の感想も付け加えていこうと思う。
本当は全てを引用させてもらいたいところであるのだが、さっき見てみたら3,500字くらいあったので、ここでは抜粋しながら見ていきたい。
コメントのメインとなる部分は、【執筆でくじけそうになったことがある全ての人に向けたエール】である。
まず、コメントをくださったのは烏川 ハルさん。
多くの作品を書かれている方なので、ここではプロフィールページのURLを掲載させていただく。
烏川 ハル プロフィールページ
https://kakuyomu.jp/users/haru_karasugawa
もう一つ。
コメントの全文が見たいという方は、以下のコメント欄を見てみて欲しい。
第49話 誰にも読まれなかったらどうすりゃいいの?~諦めてしまう前にできること~
https://kakuyomu.jp/works/16817330648845748655/episodes/16817330651925684784
では、ここからコメントの抜粋だ。
――――
私の場合カクヨムが2つ目の小説投稿サイトなので(最初は「小説家になろう」)、既に『①生活環境を変える →投稿サイトを変える』を実行した状態ですね。
「なろう」で始めて既に4年以上、カクヨムに来てからもそろそろ4年近く。でもいまだに長編の星は3桁に届かないので、月本 招様のようにカクヨム登録数ヶ月で軽くそのラインを越える方々は、私から見たら雲の上の存在です。羨ましくなるくらいですが、本当は「羨ましい」と思ってはいけないのでしょうね。月本 招様の作品が高く評価されているのは、月本 招様自身の才能と努力の結果であり、自分にはそれが足りない、というだけなのですから。「羨ましい」と思うくらいならば、読まれる努力をしたり、より良い作品を書くよう頑張るべきなのでしょう。
(特にこのエッセイを拝見していると「読まれる努力をしたり」というのが、よく伝わってきます)
――――
まず、ここまでの内容だが、いきなり本音全開で語ってくれていると感じた。
誰にでもあると思うけど、自分よりも後から参入してきた人に何かの評価基準(カクヨムだと★とか)で越されたら面白くはないはずだ。
俺もカクヨム参入から5カ月が経とうとしているが、後から参入してきた人がPV何万とか、ランキング〇位とかフォロワー4桁とかに到達している様子を見ていると、「やっぱり俺って実力が足りないのかなぁ……」なんて、思わず凹んでしまったりもする。
でも、1つ言っておきたいのは、俺の場合は参入当初は読み返し狙いで動き回っていたこともあり、それで見てもらえていたという部分がかなり大きい(それが読まれる努力なのかもしれないけど)。
俺の小説の内容が面白いかは一旦置いておいて、戦略的な部分で★がもらえたという事実はあったはずだ。
本当の実力が問われるのはこれから……のはず(^^;
――――
そうやって自分より上の人を見て、ただ「羨ましい」とだけ思って後ろ向きな気持ちになると、それが「書くのをやめたい」という気持ちに繋がるのかもしれません。
何年か小説執筆という趣味を続けていると、そういう「やめたい」ツイートは何度か見かける気がしますし、Twitterだけでなくつい最近カクヨムの近況ノート新着記事一覧でも「あまりにも読まれないからカクヨムやめます」というのを目にした覚えがあります。
――――
ここからが本題部分なのだけど、烏川さんのように何年にも渡って小説を書き続けている方の意見は、俺のような駆け出しにとっては大変貴重な意見だ。
なぜなら、自分が経験していない未来を知っている方だから。
俺もPVが全然伸びなかったりすることがよくあるが、そういうところで一喜一憂している場合じゃないのだ。
どうも作品のPVだったり★の数が気になってしまい、肝心の執筆が進まないと言うことがよくある(;・∀・)
けれど、ある日ふと思ったのだ。日々数字を気にしてしまっているから心が削られていくわけで、そんなことを繰り返していたらそのうちバッキリと折れてしまうかも……って(;'∀')キャー
おそらくだけど、Twitterで書くのを辞める宣言をした人も日々の数字と向き合い過ぎて、顔も知らない誰かと自分を比べてしまって、毎日心が削られていったのだと思う。
だから俺は最近は全く数字を見ない日もあるし、全然伸びていなくても理由はある程度分かっているので気にならなくなってきた。
……いや、ちょっと違うか。
「気にしないようにしている状態に慣れてきた」と言った方が正しいかも。
とにかく、数字が気になって執筆が止まるってのは本末転倒だと思うので、今数字が伸びない人がいるとしたらあまり気にし過ぎないと言うのも一つの手段だと思う。
もちろん、読まれるための努力はするべきだし、色んな創作論を読んで自分にできそうな戦略を試すのは大いに結構なことだ。
一日の時間は限られているのだから、その辺りはバランスを取ってやっていくのがおススメである。
――――
そういうのを見ると、私も「もったいない!」と思ってしまいます。
だって、いくら「読まれない」といっても普通PVは完全な0ではなく、webで書き続けていれば、少しは読んでいただけるのですから。あくまでも「比較的読まれない」に過ぎないはず。
――――
俺も完全に同意見。
人と比べてもたぶん本質的な意味はあんまりなくて、あるのは自己満足だけである。もちろん、総合100位以内とかの圧倒的な実績を叩き出せているのであれば話は変わってくるのだが。
以前どこかで書いたかもしれないが、たぶん結構前のデータにはなると思うけど、カクヨムで何年もやられている方が「2000PVで、上位10%超えます」と教えてくれたことがあった。
その時はカクヨム参入から数日とかだったので、
「2000PV超えたら上位10%超えなのかー。それって凄いじゃん! じゃあそれを目指すぜぇ(・∀・)」
とかって思っていたんだけど、たぶん今は2000PVで上位10%超えってことはないと思う(1話完結の短編は2000PVとかをそもそも目指してないはず)し、仮に上位10%に入ったとしてもそれは自己満足には繋がるかもしれないけど、本当の目標はそこではないはずなので気にするところではないはずだ。
俺なんかは特にそうなんだけど、一方的に星4桁とかランキング上位作品に嫉妬の炎をメラメラと滾らせるタイプなので、「いつか俺だってぇぇぇ(`・ω・´)」とは常に思っている。
そこは自分で思っているだけなので、別に誰に迷惑を掛ける訳でもない。
モチベーションに繋がるのだから、そうやってどんどん心に燃料をくべていけばいいのである。
ただ、1種類の燃料だけに頼ってしまっていると、それがなければ動かない身体になってしまうのは良くないと思うのだ。それだとその燃料が無くなった瞬間に完全停止してしまう恐れもあるから、自分の心を動かす燃料は何種類かあった方がいい。
だって、ランキングなんてそう簡単に入れないじゃん!(←これが本音)
さすがはカクヨム。まさに修羅の国である( ;∀;)
……って、書いていたら結構な文字数になってきた(・.・;)
続きはまた次回書かせてもらおうと思う。
次回は烏川さんが上げてくださった具体的な事例を紹介する。
よかったら次回も見てねー(๑>◡<๑)
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしていますー!
↓が月本の作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
★長編メイン作品
ファンタスティックアベンジャー~呪われた人生に復讐するために、時空を超えて集う者~
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
★短編ハードボイルド&コメディ
ピンクモンスター~六本木で本当にあった、ある意味普通に怖い話~
https://kakuyomu.jp/works/16817330651406692090
★短編全力コメディ
その塾、動物の楽園につき
https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827
★短編ラブコメ
逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます