第49話 誰にも読まれなかったらどうすりゃいいの?~筆を折ってしまう前に読んで欲しい~
俺の名前は月本招(つきもとまねき)。
もちろん偽名だ。
引っ越しがしたくなってきた。
何を突然? と思われた方もいると思うけど、俺は元々引っ越しが好きなのである。
引っ越し貧乏という言葉があると思うけど、俺はまさにそれなのだ。
特に冬から春にかけての時期は毎年のように疼いて仕方がない(ΦωΦ)フフフ…
人生を激変させる方法と言うのをご存じだろうか?
諸説あるが、よく言われているのが
①生活環境を変える
②人間関係を変える
③習慣を変える
の3つである。
②の「人間関係を変える」は社会人なら転職すればガラッと変わったりもするけど、また一から人間関係を構築しなくてはならないので、そう考えるとだいぶ億劫である。
新しい職場で、「月本です! よろしくお願いします!」から始まって、誰がこの職場で力があるとか、誰は酒癖が悪いとか、誰々がこの仕事が早いから頼みやすいとか、誰と誰は怪しい関係だから首を突っ込まない方がいいとか、想像しただけで吐き気がするぜ(@_@;)
そして、もし完全に人間関係をリセットしたいのならスマホを風呂に沈めて海外へ移住するという荒技もあるにはあるが、失うものがあまりにもデカすぎるので全くお勧めはしない。
③の習慣を変えるのもなかなかの高難易度だろう。
何といっても習慣である。そう簡単に変えられるのであれば苦労はしない。
俺はカクヨムに投稿を開始してから本をよく読むようになったし、その分ゲームもあんまりやらなくなった。
これは習慣が変わった例になるとは思うけど、この習慣だって俺が小説を書かなくなって、カクヨムからフェードアウトしたら元に戻る可能性はかなり高い。
だって、ゲームなんて子供の頃からずっとやってきたものだし、普通に死ぬまでコントローラーを握っているもんだと思っていた(それはそれでヤバいと思うが。。)。
だから、きっとまたどこかで引き寄せられてしまうんだと思う。
ほどほどにしておきたいところなのだが(;・∀・)
そう考えると引っ越しはお手軽だ。
金さえ払えば人生を変えられるのだ(・∀・)
うん、暴論だね。
でも、実際にそういう一面もある。
行きつけの店や買い物に行くスーパー。休日に出かける公園など、吸う空気から食べ物まで、全てが一新される。
だから俺は気分転換がしたいなーって思いが一定のゲージを超えると引っ越しをしてきた。
大体2年周期が多いけど、気に入ったところでも2回目の契約更新はしたことがない。逆に半年で引っ越したこともある。
今まで6回くらい引っ越しているので、そこにかかった費用だけでも結構な金額になる。
お金だけで見たらもったいないって思うけど、引っ越ししたからこそ出会えた人だったり、叶った経験だったりもあるし、何よりも自分が望んで新しい街へと移り住むのだから何の後悔もない。
「つーか、月本よ。俺たちゃ一体何の話を読まされてんだ?」
おっと、ついつい俺の引っ越しへの想いが溢れてしまっていたようだ。
今回書いているのは、実はTwitterでとあるツイートを見たからである。
Twitterで創作系のアカウントをフォローしている方なら目にしたかもしれないが、あまりにも読まれなくて書くことを辞めてしまったという人がいた。
俺はそのツイートを見た時に何もコメントすることができなかった。
140字とかでは書きたいことが俺のスキルでは収められないと思ってしまったのだ。
それに、その人がどれだけの想いを込めて小説と向き合ってきたのかを想像すると、どんな言葉を掛けたらいいのか分からなくなってしまった。
世の中に理不尽なことは山ほどある(特に仕事)。
いつも上から目線で勘違いしまくりのクソ上司や言うことを聞かない頭のおかしい部下など、ムカつくことだってしょっちゅうだと言う人も多いと思う。
でも、投稿サイトで読まれなくて心が折れるってのはそれらとは違っていて、局面を打開する方法はいくつも存在している。
それには今回長々と冒頭から書いてきた人生を変える3つの方法がそのまま当てはまると思っている。
①生活環境を変える →投稿サイトを変える
②人間関係を変える →PNを変えて一から新しいアカウントで始める
③習慣を変える →書いて投稿するだけじゃなくて、他の人の作品を読みまくったり、レビューコメントを書いてみたり、創作論など何でもいいと思うけど、別ジャンルを書いてみたりする
これならば物書きの世界の中の人生を変えられるような気がしてくるのではないだろうか。
もちろん極端な例だ。
だからこれはあくまでも【例】である。
②はハードルが高いと思うので、まずは③をやってみる。
それでもダメなら①を試してみて、最後に②を検討すればいい。
(この場合は①と②は密接にリンクしているけど)
今回の話は、心が折れてしまって好きだった小説を書けなくなることを考えたら、こんな方法もあると思うと言うことを書きたかっただけなのだ。
その人の人生だし、余計なお節介であることは重々承知である。
けど、何かその人のツイートを見ていたら寂しくなってきてしまって、それは高校の時にあんまり話したことがない他のクラスの誰々が学校を辞めるって話を聞いた時の感じに似ているような気がした。
「学校(カクヨム)辞めんなよ。一緒に卒業しよう」
そんな言葉を届けたいと勝手に思ってしまったのだ。
ただ、人にはそれぞれ事情があるので、それこそ本当にお節介になってしまうから、まずはこのエッセイに思ったことを書いてみたという訳である。
でも、肩の力を抜いて周りの景色を落ち着いて眺めてみたら意外と打開策なんてのはあるのだと思う。
俺だってもしかしたら近いうちにアルファポリスとかノベルアップ+とかにお世話になるかもしれないし(割とマジで調べたりはしている)。
兎にも角にも楽しく書いていきたいものである。
そのためにも自分の環境を整えることって大事だと思うのだ。
このままできればカクヨムの住人としてやっていきたいところだけど、ここは修羅の国すぎるんよなぁ( ;∀;)
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ここまでお読みいただきありがとうございます(≧▽≦)
もし、月本にこんなことを書いて欲しいなどのリクエストがありましたら気軽にコメントください。
ご質問・ご感想もお待ちしていますー!
↓が月本の作品です。よかったら読んでみてください(,,>᎑<,,)
★長編メイン作品
ファンタスティックアベンジャー~呪われた人生に復讐するために、時空を超えて集う者~
https://kakuyomu.jp/works/16817139558143902273
★短編ハードボイルド&コメディ
ピンクモンスター~六本木で本当にあった、ある意味普通に怖い話~
https://kakuyomu.jp/works/16817330651406692090
★短編全力コメディ
その塾、動物の楽園につき
https://kakuyomu.jp/works/16817330650595141827
★短編ラブコメ
逆転レベルアップ~最弱使い魔とゲームの世界で冒険したら~
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