第7話 王太子殿下とディナー

エレノアは、ヘンリー王太子殿下と夕食を共にした。

 王都のシェフが腕によりをかけて作った料理だ。


「すごくおいしいです。殿下」


「エレノアさんに喜んでもらえて嬉しいよ」


「はい……」


「これからも一緒に食べてくれるかな?」


「え?」


(これって、まさか……?)


「そなたのことが好きだ。私の愛を受け入れてくれるか?」


「私でよければ……」


「ありがとう!そなたを幸せにする!」


 ヘンリー王太子殿下は、席を立って、エレノアを抱き寄せた。


「はい。わたしも幸せです!」


完。

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某有名結婚情報誌を公爵に届けたら、婚約破棄されたのですが。〜作者が私とバレたら、なぜか王太子に溺愛されました〜 水間ノボル@『序盤でボコられるクズ悪役貴 @saikyojoker

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