作者が読者をブロックする時

風の吹くまま気の向くまま

作者が読者をブロックする時


初めまして。

私、趣味で書いた小説を、時々カクヨムに投稿している素人作家で御座います。

私が書き散らかしてはカクヨムに放流、もとい投稿させて頂いております作品群の中に、一作だけ、なぜか狂い咲き?して大勢の方々に読んで頂けている小説


【最底辺であがく僕は、異世界で希望に出会う~自分だけゲームのような異世界に行けるようになったので、レベルを上げて、みんなを見返します】


が有るのですが、そこに寄せられる所謂いわゆる応援コメントについて、少し私見を書かせて頂こうと、筆を取った次第で御座います。


ちなみにこの小説、私が自分で読んでみたい小説を自分で書いてしまったという、個人的嗜好しこうテンコ盛りの小説で御座います。

ですから当然ながら、嗜好に合わない方々からは不評でして、


『主人公に感情移入出来ない』

『主人公の言動が、とても年齢相応に思えない』

『主人公が優柔不断過ぎてイライラする』

『主人公が……』


……すみません、主人公って、何かしら作者の人格の一部が投影されている可能性を考慮すれば、これ、私自身の事かもしれません。


ゴホン


それはさておき、上記のような応援コメント(って、“オウエン”ジャナイキガスルノハ キノセイカナ)やレビューを頂く事もしばしば。


まあ、それは構わないんです。


だって、小説書くのが自由なのと同じで、応援(?)コメントやレビュー書くのも自由ですから。

それに、皆が皆、私と同じ嗜好だったりすれば、それはそれで怖い話でもあるわけで。

なので、基本、私は寄せられた応援(?)コメントやレビューは削除いたしません。

むしろ、そういうのが有った方が、いざ読み始めて“おもろない!”ってキレられても、作者(or作品)万歳!コメントで埋め尽くされてないですよね、むしろご批判の方が多いかもって、こちらも言いわけ出来ますから。


しかし中には、


『このお方は、何故拙作をお読みになっているのだらうか?』


と首をひねらざるを得ない応援(?)コメントを寄せて下さる方もいらっしゃいまして、申し訳ないのですが、そういう方々は、ブロックさせて頂いております。


ちなみに2022年10月16日時点で拙作に寄せられているコメントは、総計1,220(皆様、本当にありがとうございます。あなたが付けて下さる💛や寄せて下さる応援コメントが、更新を続ける最大の原動力となっております)

数えた事は無いのですが、恐らく100人以上は応援コメントを書き込んで下さっている可能性が有ります。

その中で、私がブロックしている方の人数は、片手で数えられる範囲内という点を踏まえて頂きまして……



ではでは、ここからが本題で御座います。

実際、ブロックさせて頂いている方々から寄せて頂いた応援(ジャナイキモシマスガ)コメントをご紹介させて下さい。

一部伏せ字にしておりますが、拙作


【最底辺であがく僕は、異世界で希望に出会う~自分だけゲームのような異世界に行けるようになったので、レベルを上げて、みんなを見返します】


の応援(?)コメント欄をご覧頂ければ、現時点(2022年10月16日)では全てご確認頂けるはずです。

その応援(?)コメントが、作中の何話目に寄せられたのかを記載し、実際の応援(?)コメントと私の返信とを原文のままお示しして、最後に私が個人的にその応援(?)コメントを読んで感じた事を書かせて頂きます。



1.@35〇82156様

第32話

何だろう、この主人公に対すイライラは、ココまで卑屈だと読んでいてムカつくは


2021年7月15日


コメントありがとうございます。


主人公は、作中世界では弱者に位置する立ち位置でした。

つまり、卑屈にならざるを得ない状況に置かれていました。

少々強くなった所で、急に性格が変わる事は無い、とご理解頂ければ。


考察)かなりむかついてらっしゃるようです。

32話目まで思わせぶりな内容で読ませてしまった私にも責任が有るかもしれません。



第57話

毎回毎回F級ウザいわ!ココまで主人公卑屈にして作者はオモロイと思ってるのかね?どっかのダンジョンで、10万年位修行してこい。


2021年7月15日


コメントありがとうございます。


本作の主人公の性格は今後も変化しませんので、読み進める場合はご注意ください。


考察)すみません、面白いと思っているのでこんな主人公にしております。

あと、偉大な名作を引き合いに出して、なじるのは勘弁して下さい。



第170話

此処まで事態が変わっても、一応主人公らしき人間は何も考えていない、言われてるチカラには責任と、義務があると、しかし主人公は未だにチカラは使うが、都合の悪い事の責任は取りたくない、美味しい所だけ欲しがる、投稿小説でも多いパターン。

まあ、これ以上この作品に期待するのは、止めといた方がよさそうかな。


2021年7月16日


コメントありがとうございます。


@35〇82156さんが、拙作以外で楽しめる作品に巡り合える事、お祈り申し上げます。


考察)拙作が“投稿小説でも多いパターン”かどうかは、私の読書量が圧倒的に足りてないのが原因かと思われますが、判断付きかねます。

何故か170話目までお読み頂くという苦行をなさってから、ようやく拙作を見放すという決断を下されたようですので、私もブロックさせて頂きました。




2.@mas〇77様

第142話

人間って成長するんですよ、作者が主人公を鈍感系にしたいのはわかりますが、成長しない人間はいませんよ?まったく学習しない主人公は脳に障害があるとしか思えません。障害がある主人公ならそう思って拝読しますが…そんな異世界でモテモテの意味もわかりませんね。


2022年10月10日


人間が成長するかどうかは、人それぞれです。

成長しない人間をあなたが否定するとすれば、それは狭量の誹りを免れないでしょう。


それと、簡単に『脳に障害』云々と言う言葉はお使いにならない事をお勧めします。

『脳に障害』がある人物があなたの書いた文章を読めば、嫌悪感しか抱かないと思いますよ?


考察)こちらの方は、このコメント以前にも、いくつか拙作の内容にツッコミを入れて下さっていたのですが、このコメントはかなり私的には“OUT!”という判定になってしまいました。

返信にも書かせて頂きましたが、脳に障害云々は、私的には“差別発言”の範疇はんちゅうに入ります。

創作物の中で記述されるならともかく、こうした“公共の場”で使用して良い言葉とは思えません。

もし使用して良いというご意見の方が多ければこれはもう、私の価値観の方が、世間様とずれていると言わざるを得ませんが……

というわけで、この方もブロックさせて頂きました。


ですが、これには続きが有りまして……

なんと、ブロックさせて頂いた直後に、新しい応援(イヤ、ダカラオウエンッテドウイウイミナンダロウネ)コメントが寄せられました。



第142話

主人公がアタオカと思ってましたが、作者がアタオカでした!自分が書いた設定忘れてますよ、46話に王位継承の話ししてますし、主人公は成長しないバカと書いてますね。それなのにたまにちゃんと空気を読めてますよね!ご都合主義のアタオカで論破されかけるとブロック!


6日前

@masa7〇7711様


あなたが @mas〇77 さんと同一人物という仮定の下、書かせて頂きます。


申し訳ございませんが、私があなたをブロックしたのは、『脳に障害』云々が要因です。


拙作への御批判は甘んじて受け入れます。

私も素人作家ですので、設定が破綻していたり、おかしな言い回しがあったりするのは重々自覚しております。

他の方々が寄せて下さっているコメントやレビューをご覧頂ければお分かりになるかとは思いますが、拙作への批判だけで相手をブロックしたりはしていない事、ご理解下さい。


以上を踏まえまして改めてお聞きしますが、『脳に障害』という表現、『アタオカ』(おそらく、頭がおかしいという意味で合っていますよね?)、あるいは『成長しないバカ』という表現に関しましては、どのようにお考えですか?


実際に脳に障害を持つ方、精神疾患でお悩みの方、或いは『成長しないバカ』等の言葉で罵られた経験がある方々が、あなたの書いた文章を目にして、どのような気分になるか、もう一度よくお考え下さい。


ちなみにあなたをブロックしましても、あなたが書き残した文章は削除しませんので、ご安心を。



追記;第46話

『その特殊性から、次代の光の巫女にその責務を引き継ぐか、王位を継承し、即位するまでは、その存在を秘匿される。』

をご参照頂いたようですが、光の巫女は、王位を継ぐか、王位を継がずとも(つまり他家に嫁ぐ等)後進にその地位を譲るまでは、その地位に留まる、といった設定で考えております。

光の巫女が必ず王位を継承するという誤解を与えてしまったとしたら、それは私の文章力の無さでございます。

その点に関しましては、改めて、お詫び申し上げます。




とまあ、こんな感じの応援(?)コメント、他の作者先生方の作品にも寄せられているのを目にする機会が多々あるのですが、皆さんはどうお感じなのでしょうか?



『親しき仲にも礼儀あり』とも申しますし、特に相手の顔が見えないネット社会の中だからこそ、相手の受け止め方を考えた言葉遣ことばづかいが求められるのでは? と愚考する次第で御座います。


ではでは、最後までお読み下さいましてありがとうございます。

宜しければ拙作


【最底辺であがく僕は、異世界で希望に出会う~自分だけゲームのような異世界に行けるようになったので、レベルを上げて、みんなを見返します】


そして、なぜか衝動的に改稿を開始して、毎日投稿しております


【僕は最強者である事に無自覚のまま、異世界をうろうろする】


の二作品の方も宜しくお願いします。



追記;正直、多分、このエッセイ、人目にもつかずに埋もれて行く可能性大かとは思いますので、この追記自体が無駄になるかもですが……


もし万一、こちらのエッセイに応援コメントをお寄せ頂きましても、基本、返信は行いませんので、あらかじめご了承下さい。

その代りと申しますか、寄せられた応援コメントは、いかなる内容であろうとも、運営側から削除されない限り、私の方で削除は行いませんので、その点はご安心下さい。



ではでは皆様、カクヨム生活、これからもゆるりと楽しんで参りましょう。


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