タイトルを見て、読まずにいられませんでした。情報が渋滞し過ぎていないですか!?中はもっとスゴイです。祖母を亡くした悲しみと(そして河童)、思い出に浸るぬくもりと(そして河童)、年上のお姉さんの優しさと(そして河童)……しんみりしながらも、笑いを忘れない。ちょいちょい河童をリマインドしてくれる作者様のセンスの良さに脱皿です。
はじめはしんみりとしつつ、河童のお姉さんのユーモラスさもあって(本当に、そこにどうやって住んでいたのか気になります 笑)、でもしっとりと書き上げられている作品です。河童のお姉さんなんですが、親戚の人に会って話すような、そんな感覚になりました。
主人公とお姉さんのしみじみとしっとりと良い話です。とても優しい物語。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(296文字)