少年の瞳を通して観る、超常世界の物語。

最新投稿分まで拝読させていただきました。

怪異を祓う人々の物語ということもあり、特別な力を持つ人物もいる中、主人公は現時点でなんの力も持たない人物という設定で、ある意味読者の立場に近い視点で序盤の物語が進みます。

この視点がスムーズに世界観に読み手を浸らせ、続けて物語の中の彼らの感情の動きに親しませてくれました。
主人公の要所要所で挟まれる独白が、いかにも少年のぼやきの様で面白いです。

そして現代日本ベースの何でも屋という設定。これが興味をそそり、ワクワクした気持ちにさせてくれました。

なにより作中で頼れるポジションの万里。彼のデザインが魅力的で、次の活躍に期待してしまいます。

次のお話の展開が気になります。これからも楽しく読ませていただきますね。

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