虚(現代から転生)と実(歴史の設定の面白さ)が合わさって痛快な書き出し。
異世界にある日本・世界各地に似た国を舞台とした小説を書いています。「書き出しレビュー500件」を目標にした企画を立てて勉強中。 独自設定を作るのが好きですが…
隙あらば定時退社・早期退職・ヒキニートを企む偽光秀。機転の効く頭脳、チート級の個人技は戦国の世にも十分すぎるほど通用します。間の良さ?も相まって、図らずも織田家の出世頭に勝ってしまうほど。…続きを読む
主人公の語りと会話文が軽妙で引き込まれます。現代っ子らしい感覚で笑わせてくれる――って「現代っ子」っつー語彙がそもそも現代じゃないって?一方で『真面目な連中の描写』(←この語感がすでに面白い)…続きを読む
【面白かった点】ノリが軽いです。もちろん、それは悪い意味ではありません。何せ光秀といえば、どこぞのサイコパス社長よりも鬼畜な信長によって、ブラック企業も真っ青な過酷な労働の末に、ついには謀反を決…続きを読む
歴史ものは難しい。明確な資料が残っている現実が下敷きになっているため、ファンタジーを書くように、世界観や習俗などを空想のみで書くわけにはいかない。読むほうも同様に、それなりの知識や元々の関心が求め…続きを読む
もっと見る