【恋の短文シリーズ】夜な夜な変身ヒロインコス着た、好色愛人【全身性感】アナテラスと名乗る変人が部屋に忍び込んで誘惑テレパシーにツッコミを続けるが…もう(夜)遅い(からやめてくれ)
俺の夏休み 8月11日③ NTR夏の陣、とうとう俺の親で遊び始めた…嘘だろ?親父とお袋…
俺の夏休み 8月11日③ NTR夏の陣、とうとう俺の親で遊び始めた…嘘だろ?親父とお袋…
『世界の破滅に挑む地獄の君主…その前に彼の生んだご両親を紹介しましょう』
は?何その急展開…別に続きは気にならないけどやめてくれよ…マジで…
『ここからは僕の朗読に合わせて映像も流れます、是非、ご照覧下さい』
プァ〜プァ〜プァ〜♫プァ〜♫
『君主を産んだ、根多葛義と三河輝夜の馴れ初め…』
何かVシネとかで使われそうなヤクザが登場する時の不安を煽る音楽が流れる…俺の両親の馴れ初めになんて音楽を…
そして…一人称視点か?何か女の人…見たことあるような女の人を、裸にしてしばり上げ、身体中に便器等の卑猥な落書き…そして尻の穴に液体を入れ蓋をした…
何でFPSの視点なんだ?これ、まさか…
『ハァハァッ!ハァハァーアアー…木刀効いたよ…輝夜ぁ?何度言っても分かんねぇんだったらよぉ?何度でも送り付けてやるよ…職場にこれ以上恥ずかしい女はいねぇだろぉ!?なぁ輝夜ぁ!送ってやんよ?いつもどぉりなぁ?』
『葛義イィィィッッ!!テメェ絶対ぶっ殺してやるからなぁッ!?このクソッ!人間のクズがッ!仕事はやめねぇっ!何遍でも殺す!殺してやる!殺し…がっ!?』
女の人を考えられない卑猥な状態でダンボールにつっこんだ。とゆうか、女の人も凄い啖呵…
ま、ま、ま、待ってほしい…高校生の全校集会てこんなものを流してはいけない…
後、俺の両親の名前を言っているが、俺の両親ではない。そうでないと俺が俺で居られない。
『あぁ…ハハハ(笑)おもしれぇなぁ輝夜ぁ?さーて…コイツを箱に詰めてっと。山田商事さんーお届けものでーす!』
山田商事とやらに、一人称視点の奴が女が詰まっているダンボールを投げ込んだ…
パカッ…ブリョリョリョリョ〜
『『ぎゃあ〜っ』』
『輝夜さん!汚い!それやめてって言ってるでしょッ!?』
『仕事はやめねぇって言ってんだろうがぁっ!お局ババアっ!アイツ絶対殺してやるっ!』
『仕事じゃない!ダンボールに入って宅配脱糞する行為よ!』
「葛義と輝夜…20歳前後の粋の良かった2人の出会い…。葛義は東北、青森で問題を起こし地元に居られなくなり上京し配達員に。輝夜は浅草の生まれ、喧嘩を祭りと称して祭りに明け暮れる毎日に親族が心配し、地元から少し離れた郊外で事務員として働いていた」
2人の紹介映像というか、バストアップが出ているが…何故囚人服で身長が分かるような背景なんだ…?昔はよく喧嘩したとか、写真見たら聖子カットのお袋と、パンチっぽいパーマのかかった親父の写真は見た事あるが…刑務所は聞いてないが…
「この写真は未成年で保護観察になった時にちょっと留置場に入った時の写真です、安心して下さい」
安心?この写真で留置場の親の写真で安心?
「2人の出会いは…葛義の配送先が輝夜の会社だった事から始まります」
またFPS視点だ…てゆうか親父らしき人…キョロキョロし過ぎだろ…視点が動きまくって酔うんだけど…プロeスポーツじゃないんだから…
コレ完全に不審者じゃん、ゲームだったらビビり過ぎだし、この目の動きしてたら明らかにヤバい人ってぐらい配達しながらキョロキョロしている。
『てーす、カモメ配送ーす、お荷物ーす、ありゃとやしたー』
ドサッ…
置いて帰ろうとしている…時代なのかな?こんな雑で良いのか?
『オイ、テメー!フザケンナ!奥まで入れろや!』
くわえタバコで睨みつけながらデスクに足を組んで乗っける女の人…この女も事務職や配達員をなんだと思っているのか?
『は?何だテメー?あぁ馬鹿の女か、自分でやれや…ありゃとやっ『ゴッ』イテッ!?…』
女の人がセロハンテープの固定台を投げた…それ投げたら駄目なやつだわ…
『おいテメー、聞いてんのかっ!?奥まで入れろって言って『ぶっ殺すぞテメェえええええコラァぉぁぁ!!』
俺は愕然とした…キョロキョロしまくる配達員が急に女に襲いかかった…荷物のダンボールを頭から突き刺した…何コレ…日本?
ダンボールを抜こうする女を喧嘩キックで転ばし近くにあるガムテでぐるぐる巻にした。
ずっとキョロキョロしてたから誰もいない事は確認済みなのか…怖っ!
『ムゴーっ!ムゴーっ!』
『ハハッー!自分が中心で世界が回ってるとでも思ってんのか!?お望み通りマワしてやるよ!奥まで入れてやんよ!このクソ女が!』
凄いな、VRのAVみたいだな、こんなもの体育館で上映するのか…駄目だろ…と思ったらダンボールを頭に被りガムテープでグルグル巻にされた女が殴られながら洋服を脱がされているシーンでスローになりナレーション(田辺君の朗読)が入った。
『実はこの2人…コレが初めてと言われている。』
いや、聞いてないし…あ、スローだけど女の方が片手をガムテープから出し、躊躇なくテープの重い固定台を掴んで殴ってきた。
ゲーム風に赤くなる視界…早く回復しなきゃな…
『もちろん、彼女も黙ってはいません、愛には愛で返します』
突然、視界が女性側に移る…こっちはこっちで身体の動きが滅茶苦茶早いけど、血だらけのパンチパーマの男に常に視界がロックしている。
高速で動くロボゲーっぽいな…
そして周りがぼやける程、凄まじい圧力で目線を男にロックしている。どんだけ憎いんだよ。
てゆーか、事務所でしちゃってるけど平気なの?
お互い何かで殴ったり縛りあげたりしては大人の行為をする、男性だけではない女性の方も責める。
まるで主導権の取り合いのように…
奇声と罵声を暴力を浴びせながらの肉体言語(憎しみのみ)で語り合う男女…コレ、馴れ初め?
突然、タツがちょんちょんと肩を突いて来た。
「なぁヒロ…コレ聞いた事あるよ。どうやったら子供出来るのか、ヒロの親に聞いたら言ってた…出会って最初にした時、お互いしか見えなくなったから多分ヒロが出来たって…」
意味が違うだろ、何でこんな戦争ゲームの視界と、アーマードロボの視界の男女が…まぁお互いしか見えていないけども…
「そして付き合う前に繰り返す感情のぶつかり合いと逢瀬…最後は葛義が勝つを繰り返す事、一ヶ月…ある日…輝夜が初めて勝った。スッキリして湯船に入った葛義の上から蓋をして、蓋の上に乗り追い焚きをしたのだ」
うぉぉぉ…エグいな…やっちゃ駄目…
茹でダコと酸素と血液不足で死にかける葛義、その葛義を布団に投げ、笑顔で犯す輝夜。
しかし初めての勝利故か、おかしな言葉を発した。
『ハァハァハァ♥好きだ…このクズ野郎!♥』
『お前、頭おかしいな…でもよ…俺も頭おかしいって言われて地元出てきてよ…初めてお前みたいなアバ◯レに会ったよ…痺れてるわ…身体が…』
それは物理的に…では無いでしょうか?
『ハァハァハァ…クソぉッ輝夜ぁっ!お前を一生つけ狙いてぇ!酷い目にあわせてぇ!一生!一生俺から酷い目にあえや!♥』
『このクズがっ!♥葛義イイィィッ!お前が老衰になる前に私がぶっ殺してやるよっ!♥』
「2人の愛の囁きが葛義の六畳一間のアパートに木霊した。この時から…既に君主の種は大きくなっていきました」
いや、その台詞は無いよ。俺は今、どちらかといえば優しい両親に恵まれて幸せだったと思っているタイプだが、こんなバックボーンは聞いた事無い。
心で否定しているとタツがちょんちょんとしてきた。
「お義母さんの言った通りだ…な…なぁ…ま、まるでヒロとオレみたいだな♥」
「ちげーよ、断じて違う」
ちげーよ、断じて違う。口に出てしまうぐらい否定したい。
おかしいだろ?母ちゃんは怒ると怖いけどいつもはヘラヘラしてるし、親父はいつもニコニコしてるし、そんな訳あるかい!
「それから2人は逢瀬を繰り返すうちに妊娠が発覚…2人の暴力性は嘘のように消えました。そして君主、博之が生まれます。初めての出産の痛みに輝夜は苦しみます」
俺の名前出てるが…本当に俺の両親なのか…
『いてぇっ!いてえよ博之!母ちゃん殺す気か貴様ァァァ!!』
『博之イイィィ!ワレ、輝夜を殺す気か!?輝夜を殺す前に俺を殺せぇえええっっっ!!俺を殺せぇえええ…』
『根多さん!?うるさいし邪魔だから分娩室から出てください!』『何でじゃぁぁぁあ!輝夜の前に俺を殺せぇ…』
「そして地獄の君主が輝夜から生まれました。その第一声とは?」
いや普通にオギャーとかだろ?赤ちゃんなんだから…
『サワグナ ウルサイゾキサマラ コロスゾ』
はい、嘘。ダウトです。赤ちゃんはそんな事言いません
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