東の守護者と西の守護者
首都パリア
「号令!!!号令!!!教皇様帰還により世界の戦争は一時停戦
!!!」
市民等に新聞が配られる。
同時刻:フランソワ港町ブレスア
もうそろそろだな……
船が港に着く
「革命が起きたとは聞きましたがここまで町が変わるのですね…
」
「長旅ご苦労様です。教皇様。」
「そなたはだれかね。」
「私はフランソワ共和国防衛大臣のワルサーです。」
「そなた?魔力が無いのに軍隊のトップなのかね?」
「ええ。戦争の様式はかなり代わり、魔力もない人も戦争に参加
するするようになりました。」
「そうなのか……戦争なんてやってても意味ないのに。」
「教皇様人徳者なのですね。では車にお乗りください」
「車?馬がないのか?」
「この世界の技術はかなり変わりましたよ。魔術学と科学を
組み合わせた魔科学は文明の発展を今までの十倍ものスピードで
発展するんですよ。」
詳しく言うと前世界10倍もの発展速度だ。ある意味とんでもない
車にて
「所でワルサー殿。私は2年かけてある国に行ったそれはなんで
だと思う?」
「……わからないですね。」
「行ってみます?」
「まあ。行ってみたいですね。」
地図だと前の船だとかかる距離は恐らく倭国か華王朝だろうな
「そうか。宝玉をあげるから行ってみると良い。」
「そんな貴重な物もらえないです。」
「私はそんな物使わないからねえ……使ってみなさい。」
恐る恐る宝玉を使うと目の前が光出し気付くと侘びもありとても
広い宮殿にいた。
「……?!ここは?」
そうすると武士?らしき人物が現れる
「侵入者なり!とらえよ!」
俺は拳銃で抵抗する。
敵2人2発銃弾を放つ。一人は足にもう一人は胸に1発に打ち付けた
「ピー―――――――――――――!!!」
!!!笛を鳴らしやがった。くそ!
10人程に囲まれた為、拳銃を落とし手を挙げる。
「とらえろ!」
牢にて
俺は気になる事がある。まずココはどこだ。そして言語だ。
あれは正に日本語だ。いや日本語というよりかはかなりなまった
日本語に聞こえる。
牢のドアをあけられる
「でろ。」
「はい。」
居間にて
「侵入者を呼びました!」
「分かりました。では侵入者を置いて部屋から出て下さいね。」
「は!」
「ん?外人さんじゃないですか?それにしてもとても凄い魂……
あの教皇が呼んだのだろうねえ……」
アゴをつかまれて凝視される。
「!あんた前世の記憶があるのかい!!面白いねえ……えー
日本語はこうしゃべるのか…アーコンニチワ。これでいいかね?
」
「……!!!マジかよなんで日本語がわかるんだよ。」
「私は貴方の記憶を覗いて日本語をそこからとってるだけさ。
君にならこの世界の秘匿された歴史を教えてもいいかもねえ。」
「歴史?」
歴史か……
「この世界君が考えてる感じだと異世界から転生したと思って
るよね。」
「ああ。違うのか?」
「そう。違うのさ。この世界は異世界じゃないよ。君の転生前の
未来さ」
?……異世界じゃないのか?異世界じゃないならなぜ魔法があ
るんだ?
「君はなぜ魔法があるのかと言っているが簡単な話さ他世界から
魔法という概念がやってきたのさ。」
「概念?」
「この世界は他世界から侵略、概念の侵入それによって魔法やら
何やらができたりするのさ。恐ろしい事に概念が入りすぎると
世界が崩壊しちゃうからねえ。これ以上概念を増やしちゃうのが
ダメなんだよねえ。それで私たちはこれ以上概念が増えないよう
に世界を守護してるのさ。私は日本語で言う東アジア、東南ア
ジアの守護を担当していて教皇はヨーロッパ、北アフリカの守護
をやってるんだ。もともとこれは神がやってた事なんだけどねえ
いつの間にかやらなくなったさ。だから私たちがやるしかない
のよ。神は無能なのよ。」
「へえ。」
「話し相手欲しかったしまた来てね。はい宝玉。」
「ありがとう。」
「暇になったらまた来てね~。」
「うい。」
宝玉を使う。
「ふう。」
「帰ってきましたか。」
「ええ。牢にも入れられました。」
「ごめんなさいねー。」
「まあ。いいですが。」
世界の歴史も聞いたがとても驚いたな。
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裏話:新設特殊部隊
俺はロイク=コレットだ。
西部戦線2か月も生き残ってる。運よく。ドミニエルもだが。
この戦争で分かったことがあるが味方に打たれることがよくある
から全てを警戒しないといけない。しかもガス兵器がありその時
に毒ガスが来たら毒マスク被らないと死ぬ。死ぬ要素しかない。
宿舎にて
「ロイクとドミニエルはいるかね。」
「は!大佐!なんでしょうか!」
「君たちは西部戦線から離脱して貰う。」
「分かりました。ですが質問です。なぜ離脱なのですか?
西部戦線は幾らでも人が欲しいぐらいでは?」
「hmm……まあ。言っても良いか。君たちは軍から離れて政府の
軍になる。詰まる所秘匿された部隊の一つになる。これは軍の
中でも私しか知らない。まあ。大金を積まれたのでこれ以上は
話さない。詳しくは防衛大臣に聞いてみるといい。」
2日後……
恐る恐るドアをノックする。
「来たか最後の2人が」
「自分たち以外にも8人いた」
一体何が言われるのか?
「君たち。言われた通りに家族と別れをすましたか?」
「はい。」
「君たち。国のために死ねるか?」
「はい。」
「君たち。他国で犯罪者になれるか?」
「…はい。」
「それが聞きたかったよ。今からフランソワ共和国情報局秘密情
報部を設立だな。
……では帝国首都ベリアでテロ活動をして貰う。ここに8万のc4
があるだろ?べリアで1週間で置いてくれ。
そいつを一気に爆破させる。いいな。バレないように頼むぞ。
責任はあくまでも命令したものだ。これだけ覚えておけ。」
「は!」
本当に言っているのか?それって大量の人を殺すことになるん
じゃ……
「おい。ロイク。考えすぎるな。防衛大臣も言っただろ。責任は
命令したものに発生するって。俺らはやるしかない。だろ?
戦争で嫌なぐらい学んだだろ。」
「ああ。そうだったな…」
転生した俺。前世でやりきれなかったことをやる。 okamapopo @okamapopo
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