ヒトラー、召喚される

「ガルニアの捕虜が100人集まったか!?」

「ええ」

「今すぐ取り掛かるぞ!異世界から人を呼び、

技術を享受するのだ!」


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議事堂裏


ガルニアの捕虜に魔法を読ませる。


「魔力を込めながら読め。」

「「「「Кислород 65,0%, углерод 18,0%, во

дород 10,0%, азот 3,0%, кальций 1,5%, фо

сфор 1,0%, сера 0,25%, калий 0,2%, натри

й 0,15%, хлор 0,15%, магний 0,05%. Приобр

етение человеческой формы.

ad1945043012:30

133815 в координатах 525125.

Человеческие души переносятся с

юда и синтезируются в кукол.

Стоимость - 100 человеческих душ.」

」」」


ガルニアの技術とんでもないな。別世界から人を呼び出す魔法

ってな。これは俺らもしなければ負ける。

魔法を詠唱したが何も起きなかった。


「ん?おきんぞ!」


最悪なことに失敗したのだ。捕虜が無駄に死亡した。

クソ。成功率が低い魔法なのかよコストが高すぎる。


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1945年4月30日


ある人物が頭に引き金を引き自殺した。

はずだった…


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二重帝国:首都ウィーン


ここは?…どこだ?銃で自殺したはずでは?

なぜだ?打ったはずの玉がクリップの中に

更に私の体に驚く事が起きていたのだ。

若返っているのである。神は私にやり直しをさせてくれたのだ。

感謝しよう。


「ader ax asdef」


何と言っているのか分からない。


「何と言っているのだ?」

「mierty do conty!」


そう聞くと私は軍の男どもに囲まれて明らかに高価であろう建物

につれられる。


「何なのだ!」

「deruher asd」


何かをかけられる


「翻訳魔法をかけれたか!」


翻訳魔法?なんなのだ?


「翻訳魔法とはなんなのだ?なぜ?意思疎通ができたのだ?」

「魔法も知らないのか!?」

「魔法?おとぎ話でしかないものだろ。」

「もしやガルニアの技術で呼ばれたのかもしれぬ。ガルニア

に送り返しておこうではないか。」


そうあからさまに豪勢で国王っぽいのがそう言った


「ガルニアとはなんだ?」

「恐らくおぬしを召喚した国だ。あとこの魔法は思考を盗聴

する魔法だからさっさと言葉を覚えておけ。」

「そうなのか。」

「お主とても恐ろしい世界から来たのだな。この世界も時期に

そうなるからガルニアに呼ばれた事を隠してどこかの国に隠居

するといいぞ。」

「まさか。神は私にやり直しをさせてもらう機会をもらったのだ

「そうか。良ければどこかの国籍を与えよう。」

「地図を見せてくれないか。」


我はとても驚いたのだ。世界地図がまさにヨーロッパなのだ。

しかも第一次世界大戦のような地図の配置だったのだ。

ガルニアがドイツでフランソワがフランス、北欧帝国は北欧一帯

二重帝国はオーストリア帝国、イタリアはイズリア王国とまさに

しかも第一次大戦の構図によく似ているのだ。

恐らくこれはガルニアと二重帝国が敗戦するだろう。史実通りに

行けば。我は決めた。どの国に住むか


「決めたガルニアにしよう。」

「おぬしはわしの国が負けると考えているが合衆国は出来て

たった2か月だ。心配せんでよい。」

「そうなのか。」

「ヒットラーよ。おぬしは世界をかき回すつもりなのか。」

「まあ。そうだ。」


そう言うと国王は煙草を吸いだした。


「煙は嫌いだ。病気になる。」

「そうか?じゃあ、やめておこう。」


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議事堂裏


なぜ失敗したんだ。


「捕虜が無駄になったな。」

「ええ。」

「マスタードガスの制作度合いはどうだ?」

「ええ先程完成しましたよ。」

「そうか!」

「報告です!先程戦線にてガルニアがマスタードガスを使用し

ました。兵士は毒ガスマスクを配っていたから被害は最小に

抑えてましたが民間人への被害がとてつもないです!」

「避難が間に合ってなかったか…くそ!」


ガルニアめ・・・奴らはいっつも俺の妨害をする…ゆるせん。

奴らの発展スピードがフランソワをこし始めた。

勝つために俺らも毒ガス兵器を使うべきだ。


「全戦線にマスタードガスを配置しろ!ガルニアに目にものを

見せてやれ!」

「は!」

「われらに勝利を!われらに栄光を!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」


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裏話:7年前に失踪したある男


ジークあいつ一体どこに行ったんだ?錬金術師もどっか行っち

まったし。

ジークと言ってもあの胸糞悪い国家魔術師のルシェールのほう

じゃなくてガキの頃の悪友のほうだ。ジーク=シェルだ。

本名はな。

探偵に探してもらってるんだがどうも他国に渡ったことしか

分からんのよな。


ドアをノックされる


「シェルさんの場所がわかりましたよ。」

「ほんとか!」

「どうやら倭国にわたってるようです。」

「極東の国か?」

「ええ。海を渡るわけじゃなく陸で進んでるらしいです。」

「魔物が跋扈する非人類圏だろ?危険じゃないのか?」

「ええ。とても危険なのでいま生きてるかどうかわからないです

「そうかー分かった。これで依頼終了だな」

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