魔人国家の参入と法律改正
「おお。かなり押し返せてるぞ!!!共和国軍をだしたら一気に
押し返している!」
「ええ……ですが人的被害が既に2000人も出ています。」
「敵の人的被害は4000を超えた。これの意味が分かるか?
魔術師が一般の人間に圧倒的な敗北を喫したのだよ。
まあ奴らからしたら未知の兵器で対策を施せなかったってのが
あるのだがな。」
「へえ。」
まあ。奴らも直ぐに対策を施してくるだろうし。
何ならすでに銃の技術奪われちまったしな。たった1週間でこれだ
恐らく奴ら、殆どの生産を軍事に移す。総力戦に移行しただろ
うな。俺らも移行すべきだが世論をそれに誘導する必要がある。
ふむ。新聞社に直談判しておくか。
ドアをノックされる
「報告です!ガルニア帝国、北欧帝国、二重帝国が同盟を
結び協商連合を結びました!」
「は!?」
マジかよ奴ら二重帝国はガルニアと仲が悪かったはずだろ。
うちとも仲が悪いから今回は中立を取ると思っていたのだが
っ。クソが
ドアをまたノックされる
「どうぞ。」
「報告です!魔族国家である。アデランス連合王国が人魔大戦
による中立を破り宣戦布告してきました!」
「は!?」
「恐らくガルニアと繋がっている模様です!」
またノックされる
一体何が起きてるんだよ!?ガルニアよ。お前は魔人国家も
同盟を結んでいるのか!?
「報告です!アデランス連合王国が正式に協商に加入したそう
です!」
「マジかよ。」
「俺らも対抗して連合国を作るべきだ。ブリティア王国と
ソビエト社会主義共和国連邦とそうだな…アデランス連合王国
と仲の悪いエルピア王国とガボン王国も連合国に加入させろ!」
ドアをノックされ許可もせずにルシェールは入ってくる。
「なんだ?」
「聞きたいことがあるが軍を新大陸まで回せれるか。」
「無理。」
「そうか。なら合衆国に植民地売り払っておくか。」
「それでいいと思う。」
「あ。あとさルシェール。新大陸で反乱勢力支援しまくってな。
アデランスの気を旧大陸じゃなくて新大陸にそらしたい。」
「ok」
くそーガルニアめ。やってくれたな。
「とりあえず予備兵力を南部へ招集して国民には総力戦に移行
する事を伝えてくれ。南は徹底的に防衛をし北はエーヌ川で防衛
だ。」
「は!」
「にしても忙しそうだね。ワルサー。」
「なんだよジーク。」
「苗字読みは嫌いです。」
「はあ。…なにルシェール。」
「ここだけの話なんですが彼ら異世界から人間を呼び寄せてる
そうですよ。」
「ほう。」
異世界から人間ねえ。俺の前の世界かね。
「で奴らある兵器を頑張って開発してるらしいですよ。」
「何をだ?」
「毒ガス兵器らしいです。何ともそれは私たちの
空間に毒を撒いて息をすると死んでしまう兵器らしいのです。」
は?やばくねえか?あれは非人道的すぎて発送を技術班に
提供してないがそうなると作らざるおえんな。
「それはやばいな…兵士にゴム製の防護服を着させるか。
後はガスマスクだな。俺らも開発すべきだ。
俺は一個構造が浮かんだから作るぞ。」
「ほう。」
「毒ガス兵器の開発競争は俺らが先に成功させてやるよ。」
この世界はある意味凄い魔法のおかげで発展度合いが凄まじい
のだ。前世界の文明を一つ渡すだけで異常なレベルで発展する。
おそらくだが奴らの使用した異世界から人間を呼ぶ魔法
滅茶苦茶使えるかもしれん。スパイに術式を盗ませるべきだ。
「戦車の戦績はどうだ?」
「はい。物凄く良いです!ですが石油の主要地域である中東地域
の植民地をガルニアに取られたらおしまいですよね。」
「そうだなー。今は存在悟られてないから狙われてないだけ
軍が向かわされてないからいいが悟られたら終わりだな。
ある程度軍は駐留させとくか。」
「分かりました。」
「今の人的被害教えてくれ。」
「えー、旧フランソワ王国軍4万は全滅。フランソワ共和国軍は
3000人死亡。ガルニア帝国軍はうちの方面は3万ソ連方面は2万
ソ連軍は6万ほど死亡。二重帝国は2000人ほど。北欧帝国は2000
人ほどブリティア王国は1500人ほどですね。
詰まる所連合国損害約104500人で協商国は54000人ですね。」
「ソ連の人的被害えげつないな…」
「まああそこの国人権無いですから。」
「社会主義だし仕方ねーかーしかもそれだけの被害出しとき
ながら押されてるもんな。もっと頑張ってくれよ。」
「うちの被害は殆ど旧軍だしな。」
「ソ連は少なくとも住みたくないですね。」
「ああ。俺も。」
これもう世界大戦だろ。
2ヶ月でこれだけの人的被害だ。もしかしたら前世の
第一次世界大戦被害を超えるかもしれない。この世界最悪の
戦争になるな。
ふう。煙草…どこだっけ。あ、あった。…ライター切れてる。
魔法使えないからライターないのきついな。
仕事中だし…買うの出来ないよな。
ドアをノックする
「どうぞ。」
「失礼します。明日に国会議事堂で会議しますのでご参加を
お願いします。」
「分かった。」
「ライター貸しましょうか?」
「お。ありがとう。」
秘書から貸してもらったライターで煙草に火をつける。
「ふうーー。ありがとう。ライター返すね。」
「ええ。あと飲酒年齢引き下げが通ったわよ。」
「ほんとか!」
ふー。よっしゃ!メルティが2歳年上なせいでおれがいっつも
お酒を飲むことが出来なかった…飲み会で飲んでるのみて
羨ましくてしょうがない。この国の法律がいかれてる部分は
成人が16なのに飲んでいい年齢が18なんだよ。で俺の年齢は
17歳だ。だから飲んでいい年齢を17まで下げた。
やったね!飲める!
「酒屋行くか。今日ぐらいいいだろう。」
俺は議事堂を抜け出し(許可あり)酒屋に目指す
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裏話:合衆国の自由さ
私は合衆国初代大統領のエルビンDクラークだ。
合衆国は旧大陸の政治に関わらない事を条件として
フランソワ共和国に技術を貰っている。
我々はそれのお陰で平和を出来たが、魔人国家も
かかわったせいで新大陸の方もきな臭い。
うちの独立を機に反乱勢力が各地で起きだしたからな。
フランソワ共和国もそれに助長して武器を流しまくってるし。
旧世界での新聞を見たが世界大戦って何だよ。
旧世界はいかなほうがいいかもなー。
怖すぎる。
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